
佐保川自治連合会の定例会を朝から行ったが、今回は議題がそれほでなかった。その中で、本年度の研修旅行先の検討を行った。1昨年は、静岡の防災センターで、HUGの研修。昨年は、松山市へ、まちづくり協議会を立ち上げ活動する地区への視察を行ってきました。
今年は、加賀市へ行くことに決めました。理由は!!
国土交通省の「市民のための景観まちづくり読本の事例14」として NPO法人歴町センター大聖寺の歩みが 「住民やNPOが牽引する歴史を活かしたまちづくり」として紹介されていました。
そこで、加賀市の大聖寺地区内を調べてみると、江戸末期から明治期と思われる町屋が残り、70余りあった町名は、明治以降もほとんど統合されずに残り、城下町ならではの風情が今も生き続けているが、その町並みや歴史的遺産は減少の一途をたどり、現存するのはごく僅かとなっているそうです。
しかし、貴重な歴史的遺産が徐々に失われていくことに危機感を感じた大聖寺地区の住民が集まり、平成6年「大聖寺まちなみ景観整備委員会」(現NPO法人歴町センター大聖寺)を立ち上げたのが始まりで今日まで、住民と行政の協働でまちなみ景観保全活動をされています。
私たちの法華寺地域も、歴史的資産が多いとは言えませんが、平城宮跡を守ってきた水田が姿を消し、新建築の住宅が立ち並ぶようになり、農家住宅群が姿を消して行っています。
平城宮跡が国営公園化されていく中で、その近隣地域が歴史的景観を無くしていけば、法華寺の価値がなくなっていくのではないかと危惧をしています。
そんなこともあって、今年の研修先を加賀市と決めました。
そこで今回は、従来からの旅行会社だけではなく2社の入札にして、今日業者説明会を行いました。
午後から新大宮駅前交番協議会の今後について、奈良署で打ち合わせを行った。