4月25日に発生したネパール中部で起きたマグニチュード7.8のネパール地震では、28日の時点では死者が4000人を超えており、1万人を超えるだろうと予想されている
新しい情報が入ってくるたびにその被害が拡大しているが、日経ナショナルジオグラッフィック社の「ネパール大地震、現場の写真20点」を見たが本当の悲惨な状況だ。(写真は、日経ナショナルジオグラッフィック社より引用)
⚪️ 首都カトマンズに近いバクタプルで生存者を捜索する。
レンガと木造の被災姿は、法華寺地域の木造構造の家を連想させる
⚪️ 救助される男性(Photograph by Prakash Mathema, AFP/Getty)
瓦礫の下敷きになった人の救出方法はわからない。
我々は、重機が来るまでは、人力だろう。
⚪️ 救 助(Photograph by Narandra Shrestha, EPA)
首だけ出して、まるで生き埋めにされたみたいだ。
⚪️ 火 葬(Photograph by Niranjan Shrestha, AP)
3.11では報道されなかったが、こんなこともあったのだろう。
⚪️ 観光名所だった9階建ての塔「ダラハラ」も倒壊した。
法華寺地域内にある、国宝や重文の被害は免れないだろう。特に火災が発生したら!!!
現場の生々しい現実だ。
こうした現実があるのになかなか防災意識ができてこないのが残念だ。
私の好きな言葉に!
「国を失い、家を滅せば、いづれのところにか 世を逃れん。
汝、須らく一身の安堵を思わば、先ず四表の静謐をいのらん者か」
国を失いとは、戦争を指す。家を滅せばとは、家がなくなることで地震や災害によってなくなることを指し、そのような状況になると、どこへ逃げることができるだろうか?
すべての人は、自分の安堵(幸せ)を思うのであれば、まず、四表(とは、東西南北の上下を現す「世界」)の静謐(静か、平和)を願うことが大事。
すなわち自分の幸せを願うのであればまず、世界の平和を願っていくことの重要性を訴えた言葉がある。
今日、危機管理課から、佐保川自主防災の避難所マニュアル作成後や避難所運営訓練の時の状況について聞きたい連絡があり市役所に行った。
やっと、奈良市もその気になってくれた。主張してきた奈良市での避難所運営ガイドラインの作成もやっと出来て、いよいよ、これから机上での訓練準備でなく実践的ノウハウと積み上げる段階にきた。今回、佐保川小学校を使って避難所運営訓練を行いたいと言ってきた。
宿泊訓練やマニュアル作りをやってきて、丸々3年がかかったが、地震災害が起こった時に避難所となる学校等の運営についてこれで一歩前進することができた。
しかし、まだ教育委員会の壁は厚いが、これをブレークスルーする楽しみがまたできた。
ネパール地震で被災された皆さんにお悔やみと支援募金に参加させていただこう。
午後から三笠中学校で、第1回CS会議が開催され、石原校長体制での27年度を出発した。