
ふるさとを恋しがりみかん剥く君
酸っぱさを噛みしむる失恋みかん

日に輝きて黄金の蜜柑かな

だんだんとみかんの熟れて恋も熟る
いつも弁当に半分みかんあり
籠に盛り蜜柑の卓の会話かな
話し込み筋を残らず蜜柑むく
帰る子の両ポケットに蜜柑かな

手のぬくみくれるみかん恋のよかん
今日も晩秋の日和のような一日になりそうです。一日でも長く続いてほしい。10月があまり好天に恵まれなかったから、この天気は嬉しいですね。
今、柊木犀が咲いています。強い香りです。これが散ると柊かな?

柚が出回って来ました。冬の楽しみの一つです。鍋や、うどんにちょっと皮を刻んで入れたり。
今朝、チーズトーストにちょっと刻んで載せてみました。いつものチーズトーストと違う季節の味わいを楽しめました。
料理も俳句と似て、ひらめきが大切かも。22歳の時、東山の日本料理旅館で10年間修行してもいいかなぁと思った日々を思い出しています。
