今日は長野から家へ。
これ夏だろ。
夏空だ。
東京駅での乗り換えついでにTORAYA TOKYOさんへ。
今日は和菓子の日。
嘉祥元年(848年)仁明天皇が御神託に基づいて6月16日に16の数にちなんだ菓子・餅を神前に供えて、疫病を除け健康招福を祈誓し、承和から嘉祥に改元した古例にちなんで、全国和菓子協会が昭和54年(1979年)に始めたそうな。
とらやさんでも様々な菓子を出す。
嘉祥菓子を買って帰った。
それにしても暑い暑い日だったなぁ。
日が暮れる。
今宵は食事をひかえめにして、とらやさんの嘉祥菓子。
箱を開けた瞬間ぱっと美味そうな匂いが広がる。
白いかわらけに盛られているのは、江戸時代末期に御所へおさめていた嘉祥菓子を再現。
画面にむかって手前のシックなチョコレート色が、湿粉製の武蔵野。時計回りに、湿粉製の源氏籬。外郎製の桔梗餅。餅製の伊賀餅。焼き物製の味噌松風。求肥製の浅路飴。真ん中の桃色は押物製の豊岡の里。
甘そうに見えるけど、私ですら甘さひかえめと感じるくらいにあまさひかえめ。
先に好きなのを確保。
お茶は水出し煎茶にした。
帰宅してから作ったからちょっと薄かったかな。
本年もおいしゅうございました。
それにしても和菓子ってなんだろな。
甘いが上に甘い砂糖たっぷりが和菓子だと思っていたけど、それってお節料理のことだったかもしれないな。
花びら餅もまともな花びら餅は食事といってもいいくらいに身体に力が出る。
今日みたいないきなりの滅茶苦茶な暑さにやられそうな日は、ほんとに厄除招福。
夜風は涼しいのがありがたい。