今回長野に着いてみたら、サボテンが花を咲かせていた。
母はずっと玄関の前を花で飾って道行く人たちからお褒めいただくのを楽しみにしていた。いきなり花が無くなったのではいかにも留守宅留守宅していかがなもんかと試行して、結局乾燥に強い植物を置いた。
サボテンはおっきいのとちっさいのとふたつ。去年はふたつとも花を咲かせていた。今回ちっさい方は花が咲いていなくて、枯れちゃったかな?
着いた日に植木鉢にたっぷりと水やりしたのだけど、次の朝にふと見てみたら、いきなり蕾が出てた。まるで沙漠地帯の雨季乾季ドキュメンタリー番組のようだ。
今朝は長野の家の台所に日がさしてきた。
夏になってくるとこの窓から日がさす。
雨上がりの風がうっとりするほどに心地よい。
一昨年の今頃はこんな風が吹いてくると泣き出したいほどに感傷的になってしまっていた。
今年はもうどうともない。爽やかな風を楽しんでる。
cactusは水がどこかから来るまでひたすらじっと待ち続けて、そんでもって来なければおとなしく枯れていくものなんだろうな。
そこんとがヒトと違うのかも。
座して死を待つなんてことはなかなかできそうにないし、忘れることで明日をつなぐ。
スマホが入荷したとの連絡があった。明日は3年ぶりの機種変更。