小布施も暑い。
おぶせミュージアム中島千波館。


「5つの道-わたしたちのまなざし-」。
会期は7月1日~9月26日。
参加アーティストは、金木正子・平良志季・田宮話子・野地美樹子・山本陽光の5名。
彼女たちは、東京藝術大学大学院デザイン専攻描画研究室で学び、2006年~2020年にかけておぶせミュージアムで開催された「ShinPA展」に出品を重ねてきた。
今回の展覧会は彼女たち五人五様の表現や技が生み出す多様性を展示する。

田宮話子。

ゴーギャンを思わせるような力強く美しい女性たち。




平良志季。


怪しく妖しく楽しい。




金木正子。





自画像が愛おしい。

野地美樹子。

油彩のような技法でずっしり重ねる桜の老木。

美しい樹の子。
その名の通りに樹木の魂が筆に宿るのかもしれない。





山本陽光。

女性や幼女の姿を借りて様々な事柄を表現する。




どのアーティストのどの作品も素晴らしかった。
栗の季節をむかえた小布施はひときわにぎやかだけど、この美術館はなぜか静かだ。
独り占め。
贅沢な夢時間。
