水田の作業が順調に始まって合間の暇な日に遠くまでドライブしたい母の気持ちもわかるけど、このご時勢ではそうもいかない。
東御市で食事した後に御代田町の真楽寺さまへと向かう。
真言宗智山派浅間山真楽寺は、用明天皇の勅願により創建された浅間山鎮守の祈願所。
度重なる噴火で被災し、1145年に現在の地に移ったという。
30余の諸堂が建ち並び13の坊を持つ大寺院だったが、2度の移転に3度の火災に1度の水害「2遷3火1水」を経て今に至るという。
桜満開。綺麗だ。
神代杉。
三重塔。
境内の真ん中のしだれ桜は「砂ずりの枝垂桜」と書かれていた。
砂ずりということは花が地面にまで届くくらいにということなのかな?
境内に雪が残る4月9日に三重塔をたずねた時も静寂に包まれていたが、桜咲いた今日も静寂に包まれていた。いつも静寂な祈りの場なのかコロナ禍なのかはわからない。
桜の上の青い空にぽっかりと白い雲が浮かぶ。
油断できるわけではないけど今の浅間山は穏やかだ。
明日も晴れそうだ。明日は小さな農作業予定。