今日のころころこころ

2013・2・27 おばさんの古墳めぐり 神奈川・川崎・下作延稲荷塚古墳


息子。正式に内定取り消し。今春も大学生として桜を見る。もうあのキャンパスに何年いるんだろうか。学内の古墳に埋もれちまえ!とは言えないよな。本人が一番せつない。
ま・・・お付き合いいただいてるOBには、赴任先の独身寮に布団を送ってしまってから留年のご通知いただいて内定取り消しになり、その後我を失って3留年した漢もいるから、それに比べたら学生課の御親切に感謝すべきであろう。まだかろうじて間に合う。いろんな意味で。
そういうOBが、今では立派に世界的企業で活躍し妻子を養ってるは、かなりの救いであろう。

昨日の続き。
昨日は、川崎市民ミュージアムで資料いただいて、JR南武線武蔵小杉駅。津田山駅に向かう。目指すは、『下作延稲荷塚古墳』。
この古墳は、実に川崎市立の緑が丘霊園に鎮座する。
霊園の中に古墳とは、実にシュールである。
津田山駅前は・・・

もう見事なまでの霊園の街である。
霊園の管理事務所に寄る。
昨日葬式が終ったばかりなんですけど!などというリアルなやり取りが行われてる窓口で古墳のありかを聞くは相当に勇気がいったが・・・
そしたら。そうか。ここは、公園緑地課の管轄でもあるんだな。担当らしき職員さんが出てきてくださった。あ~ありますよ!ここです!と地図を見せてくれた。この区画番号メモしてもいいですか?などとやりとりしていたら、その地図をくださった。

ありがたいことである。感謝しながら歩き出す。歩き出す。
歩き出してから気が付いた。
広い!広大!なるほどに心配になるわけだ。気象条件・時間帯・来訪者の体調によっては、これは、行き倒れになるよな。霊園
で遭難して凍死したんではシャレにもならんよな・・・たは!
桜の大木が見事だ。

霊園でなかったら、お花見の名所になるよな。

と・・・
噴水がある広場に出る。無縁の仏様の納骨堂がある。
と・・・と・・・

なんと、その噴水広場でふつーに、ふつーの公園でふつーに子供遊ばせてるように遊ばせてる親子がいるではないか?!?
は???と見渡してみたら、ベンチで煙草ふかしながら寛ぐ老紳士とか、ジョギングしてる主婦らしき人とか、競技用自転車を走らせてる若者とかとかとか。
カルチャーショックであった。
確かに、そうだよな。お墓に異様な感情を抱かなければ、これほど素晴らしい公の環境はない。
そうだよな。
そうだよ。死と生は、元々そうだったんだよ。縄文時代の遺跡なんて、お墓が集落の中心にあったんだよな。その中心を囲んで普通に生活していたんだよな。
死者を穢れた存在として忌み嫌い隔離してきた今が、へんなんだよな。老化を病としてるんだから。病なら病院に行けば治るであろうと思うのも当たり前だ。それは病ではなく自然の摂理と思えないないんだから、確かに狂ってる。
ここに眠る方々は、本当に本当に幸せだな。
私もこんなところで眠りたいものだな。

あ、古墳。

を曲がって

そこからはまっすぐ。

あ♡あった♡

お稲荷様に守られてる。

じゃないか。川崎市にか。

眺め見事!


もうこんな時間だ。
また明日にしよう。
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