東京都庭園美術館へ。

「生命の庭-8人の現代作家が見つけた小宇宙」。
会期は2020年10月17日~2021年1月12日。
加藤泉に淺井裕介・・・
今は都立の美術館なれど、旧朝香宮邸というまるでベクトルが逆方向にみえる建物の中で彼等はどんな展開をみせるんだろ?
と近づいていって、おお!
加藤泉。
重厚な獅子の横にシレッといる。



玄関脇ではお洒落なジャケット姿のお爺さんが自撮り棒で加藤作品を背景に熱心に自分の写真を撮っている。あの年代だとFacebookか。それとも最近Instagram始めたか。キャプション見ることもなく撮り終えたらさっさといなくなった。
ま。

入館していきなり淺井裕介のメッセージ。



現地の土から作る土絵具を使ってきた淺井裕介は最近血で描き始めた。
牡鹿半島の食猟師さんの鹿猟に同行し野生の鹿から血液を500ml×6本採取してきたことから始まるという。




階段の踊り場。


カフェの前にはこの庭園に踊る動植物。


加藤ワールドは縦横無尽にあちこち。





旧金庫室にも出没。


ミュージアムショップにも。

箱はどうであれ、淺井作品も加藤作品も少しも不自由ではない。
生命の庭。
そういえば家にもこいつがいるのだ。
