今日は雲一つない秋晴れだった。
今宵は十三夜。栗名月とも豆名月ともいうそうな。
帰宅途中に南青山のHIGASHIYAさんに寄る。
十五夜が中国から来た月見なら、十三夜は日本古来の月見。
お団子にあり合わせのコスモス。
月を見上げる。
食後は、HIGASHIYAさんの栗月と栗蒸羊羹。
お茶は蒼風にした。
おいしゅうございました。
HIGASHIYAさんの和菓子はどれも甘さをぎりぎりまでひかえてる。素材の味を誤魔化せない。
もう一度月を見上げてみたら、曇っていた。
十三夜の月はまん丸ではない。
微妙にいびつ。
この微妙ないびつを美しいという感覚はどんなにグローバル化しても日本人ならでは美意識と思うのだ。