今日はついでではなく天狗さまのお山へ紅葉見物。
南足柄市の大雄山最乗寺さまへとむかう。
う・・・
小田原にむかう小田急の中のビジョン広告の天気予報を見るともなしに見ていたら、小田原は１５時から雨マーク。ずっと晴れなのに今日に限ってかいな。
小田原駅で大雄山線に乗り換える。
ほんとに雨かな？
急げ急げで最乗寺さま。
曇っちゃったな。
歩いて行くと、曇りでも息を飲むような艶やかさ。
この間の大風で全部飛ばされちゃったんだよ！
どうやら一昨日あたりに猛烈な風が吹いて紅葉した葉っぱは落ちてしまったようだ。
去年この季節にここに来た日は雨だった。吹き寄せのあまりの美しさにしばし見惚れた。
今年はからからなのが残念。
それでも瑠璃門の紅葉見られただけでも嬉しい。
奥之院へ。
曹洞宗大雄山最乗寺は、應永元年（１３９４年）了庵慧明禅師によって開山した。
禅師の大雄山開創を知った三井寺園城寺に勧学中だった弟子の道了尊者は、天狗に化身して近江から相模へと馳せ参じ五百人力をもって約１年で事業を完遂したという。
應永１８年に禅師遷化され、道了尊者は「以後山中にあって大雄山を護り多くの人々を利済する」と誓願を唱えて天狗となり、火焔を背負い白狐の背に立ち天地鳴動して山中に身を隠したという。
以後、諸願成就の道了大薩埵として絶大な信仰を集める。
少し雲が切れてきたのかな？
えっちらおっちら階段をのぼれば汗ばむ。手水鉢の水が心地よい。
奥之院から降りてみたら、日がさしてきていた。
今日１１月２７日の夜は清浄鎮火祭。お札のお焚き上げ。
帰る間際に道了さまからのプレゼントいただいた気がするが不思議。
帰りの電車は伊豆箱根鉄道１００周年記念の絵本電車だった。
最乗寺ガチャのカプセルを開けてみた。
下駄だ。
天狗さまの下駄か団扇が当たらないかなと回したから嬉しい。
