今日のころころこころ

2016・3・8 おばさんのつぶやき アマゾンのお坊さん便ってそんなに悪くはない気がするけど・・・

ここんとこ、アマゾンのお坊さん便をめぐって騒ぎになっているようだ。
最初は、坊さんまでアマゾンかよ(^^;程度だったものが、仏教会が反発したことで火がついてしまったようだ。。。

個人的には、アマゾンのお坊さん便はそんなに悪くはない気がする。
そもそもが、江戸時代の宗教統制政策の一環としてできた檀家制度で寺に縛られていただけであって、江戸幕府が崩壊した今現在に寺に縛られることは無い。そうなってくると、江戸時代の名残だけで寺がどこまでやっていけるか?ということになる。
例えば、キリスト教。
カトリックの教会は、概してたいそうに壮麗である。が、奉職しておられる神父様はストイックそのものである。家族も私有財産も持たない。いつだったか幼稚園からずっとミッション系スクールで学んだ方と雑談していたら、教職員の神父様は大学からのお給料全てを献金されてると聞かされた。酒や煙草はやらないんかな?と言ったら、それはまぁ人によるけどでもそういう以外は全部献金。いくら衣食住全部教会持ちとは言え、驚いた。
プロテスタントには、家族も私有財産も認められているというが、こちらも驚いたことがあった。僕は俗物なんですとおっしゃる牧師様。親譲りの土地に賃貸ビル建てておられたが、女房子供養うのは大学の非常勤講師と翻訳。その賃貸ビルには自宅と教会があり、貸し出してる部分の賃貸料は信者の負担できるだけ減らすために全部教会運営資金。牧師様の唯一の贅沢はフォションのアップルティーのみ。こちらも、ストイックそのもの。
色々と例外はあろうが、そのストイックな生き様が信者からの信頼へとつながる。。。
生臭坊主という蔑称がある。今回のアマゾン騒動は、日本国の仏教界が猛省せよという仏陀からのメッセージにすら見えてしまう気がする。
それどころか、この騒動は日本国の仏教界にはチャンスにすら見える。
先祖の菩提寺から離れて無宗教に暮らす毎日。でも、お迎えは突然に来る。故人が生前に事細かく葬式の段取りを遺言してればいいが、そうでない場合の方が圧倒的に多い。葬儀会社に頼りきりで葬式をすることが圧倒的に多い。
実際に身近にあった。
神も仏も信じちゃいなから葬式は逆に無難な仏式で。故人の実家は浄土宗だったけど葬儀会社が手配してくれた坊様は曹洞宗。宗派なんてどーでも坊さんの読経があればいい。でもその坊様のお話がやたら心に染み入るようで、仏教に興味。墓も無かったから、もうその坊様の檀家になってしまおう!と思ったそうだ。が、その坊様はフリー坊様で寺を持っていなかった。墓は市民霊園にたてたが、その後の法要は全てその坊様にお願いしたそうだ。。。
そう・・・
もし、ほんとうに仏陀の教えを伝えたいなら・・・
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