今日のころころこころ

2014・8・11 おばさんのこころ 無駄なプライド


会社の休憩室でわしわしと昼飯喰っていたら、隣でデザイン系の本を広げていた同僚が、問わず語りのように話してくる・・・
数ヶ月前に入社してきて、担当も違うし挨拶以外の言葉を交わしたことはなかった。気がする。
確か・・・アラフォーとでもいうのか?30代後半で独身で自営とのダブルワークだと、噂を聞いていたような、気がする。
おばさんの感覚的分類上では、ネオタイプとでもいうのであろうか。
私が大学生の頃は、スーパーで働くのは、正社員と主婦パートと学生バイトの3種類しかいなかった。
働き盛りのオニイサン以上オジサン未満がパートでレジ打ちをしてるの見た時には、かなり衝撃であった。
が・・・そんな光景にもいつの間にか慣れていた。
が・・・やっぱ、慣れてないのかな?古典3種類(?)以外は・・・
そう・・・なにをどう話していいんだか戸惑うんだよな。気がつけば、つい、世知辛い説教調になってしまう。この人その自意識過剰を止めれば道が拓けるのに。
向こうさんも、殻が固いとでもいうのかな?そりゃそうだ。どこに行っても世知辛い説教調が会話になってしまってるんであろうな。どこに行っても自意識過剰だからという憐憫の視線なんだろうな。
確実な目標があってたつきのためにあえてそういう道を選らんでるのは皆が応援するが、そうでないと・・・
彼女の問わず語りは、結婚であった。
これまでどんな人生だったかは知らぬ。
が、その道程が、彼女を臆病にしている、ように思えた。その臆するところを、強がりで誤魔化そうとするから、傍からは、自意識過剰の無駄にプライドが高いと誤解される。ように思えた。
・・・貴女はその人が好きなように聞こえるんだけど。・・・しがみついて離れなければいいんじゃない・・・どんな結果になってもしがみつかない方が後悔する気がするけど・・・。。。。
と言ってしまっていた。余計なお世話である。
ぶっちゃけ、老化現象が進んだ私には、異性を好きで好きでたまらないという感情は、もはや理解不能となってる。発情期にしか見えない。完全に枯れた。
が・・・たまたま彼女は結婚という切り口で問わず語りをしてきたが、たぶん、人生そのもののような気がしたは、深読みか。
今は、自分中心の時代である。この自分中心という意味は、自分の人生の中心は自分であるという感覚のことだ。悪い感覚ではないが、これが過剰過ぎると、自分が神から特別の選ばれた存在のように勘違いしてしまう。
一番厄介なのは、その勘違いに気がつかぬまま子供をもうけてしまうことである。特別に選ばれた特別の自分の子は特別な子なんだと。特別に抜きん出た秀でた素質がある子ならまんまでもいいが、凡庸だと、その子はプライドばかりが肥大して、生き難くなる。
だけど、自分の人生の中心は自分だ。
呪縛から自由になれる権利は、ある。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事