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今日のころころこころ

2020・11・15 黄金町バザール2020-アーティストとコミュニティ-。八番館会場。今もジンベイザメは大好きですか。

黄金町バザール2020-アーティストとコミュニティ-。
第二期の会期は11月6日~11月29日。
9月11日~10月11日まで開催された第一期は黄金町とその周辺で活動するアーティストの展覧会だった。
第二期は海外からもアーティストを招聘しての予定だったけど、コロナ禍の渡航制限で海外組はオンライン参加の中、フィリピン・ケソン市のラルフ・ルムブレスは滞在制作をしている。
八番館。

「Bukas:open/tomorrow」:ラルフ・ルムブレス。

紀元前890年~710年の古代フィリピンで埋葬に使用されたマヌングルの壷を模した壷がオレンジに輝く。
マヌングルの壷は第2の埋葬に使用された。腐敗分解を終えて骨になった遺体を納める。沖縄の風葬と同じようだ。同じく装飾がほどこされた壷もある。
奥では黄金町の現状とこれからの予想が語られる。

隣の展示室でペンライトのスイッチをいれると時空へと旅立つ。



二階へ。



ラルフ・ルムブレスはタイムカプセルを作る。
コロナ禍での気を10年後に運ぶのだ。
訪れた人々は10年後の自分へのメッセージを書いてマヌングルの壷に投函することができる。
投函されたメッセージは2030年に開封される。





私なんぞはつい息子への遺言のようなことを書いてしまうけども。
木の破片には子供たちの10年後の自分へのメッセージが書かれている。


10年後のキミはきっと海洋の研究のために受験勉強をしている。
10年後はさすがに目に見えるマスクはしていないと思うよ。
10年後か・・・
この部屋で春をひさいでいた人たちに10年後の自分はあったのかな。

いや・・・
こうしてここから10年後がまた始まっている。
階段を下りる。


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