昨日は上野恩賜公園へ。
国立科学博物館では「大哺乳類展３ーわけてつなげて大行進」開催中。
会期は３月１６日～６月１６日。
１７５８年にカール・フォン・リンネは、そのグループにMammalia（哺乳類）と名付けた。
当初は、８目３９属１８４種に分類されていたけど、今は２７目１３３２属６５００種にわけられる。
もちろんこれも日進月歩で変わっていく。
そして、分子系統学の進歩はひっくり返るような変化をもたらしている。
見た目は似ているけど本質は違う。
見た目は似ていないけど本質は同じ。
この展覧会は、似た姿でも分類が異なるフクロモモンガと二ホンモモンガや、姿は似てないけど同じ分類になるクジラとカバなど豊富に例をあげて、分類群同士がどのような関係性にあるのかを紹介する。
今の生物の分類の主流の考え方は、生物を真核生物と原核生物の二つに分け、真核生物を原生生物・動物・菌類・植物の四つに細分する。
今後もどんどんと変化していくだろう。
不思議なものだなと思う。
結局は八百万の神々とか宿る精霊とかになっていく。
いにしえの人々は食うことと番うことと闘うことしかない粗野で野蛮で惨めなだけの存在だったのだろうか？
皆が平和に飢えることなく暮らせる科学力があるはずなのに、現実は日常生活から世界情勢まで、いがみあい殺し合い欲望のままに貪り漁る。
ま。
今日は暑かったけど、夜はまだ気温が下がるだけありがたい。
今宵の月は上弦。
