川崎市の岡本太郎美術館で開催中の「第24回岡本太郎現代芸術賞展」。
岡本太郎現代芸術賞は、岡本太郎の精神を継承し自由な視点と発想で現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰する。
会期は2月20日~4月11日。
岡本太郎賞は、大西茅布。
岡本敏子賞は、モリソン小林。
特別賞は、植竹雄二郎・牛尾篤・小野環・唐仁原希・浮遊亭骨牌。
植竹雄二郎。
作品名:Self portrait
作品サイズ:250×500×500㎝
素材:FRP



清濁に生きる自分がいる。

牛尾篤。
作品名:大漁鯖ン魚
作品サイズ:500×500×4㎝
素材:油絵具・キャンパス



きちんと描く絵描きの端正で大胆で愉快な作品!

小野環。
作品名:再編街
作品サイズ:可変
素材:百科事典・美術全集・接着剤・構造用合板・金具



かつて私の親の世代が高額を投じて応接間に揃えた百科事典に美術全集。
今やどこにも引き取り手がない分厚く重く処理に困る邪魔な存在。
かつて私の親世代にとってみたら憧れだった団地。
大抵は陸の孤島で、建物は老朽化し住民は高齢化し住む人も激減しているけど、自然に住民がゼロになることはないからコトは簡単ではない。
紙の百科事典と紙の美術全集で団地や美術館を再生する。



唐仁原希。
作品名:虹のふもとには宝物があるの
作品サイズ:500×500×500㎝
素材:キャンパス・パネル・油彩・壁紙



瞳が深い。
どこまでもどこまでも深い。

浮遊亭骨牌。
作品名:浮遊亭ko入ia
作品サイズ:500×500×500㎝未満
素材:檜・針葉樹・杉・アクリル・ガラス・珪藻土・漆喰・和紙・墨汁
この作品は外にある。




これは移動する浮遊式茶室らしい。



どんなお点前になるんだろ。


母の塔の横。
