岡本太郎の精神を継承し自由な視点と発想で現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立された「岡本太郎現代芸術賞」。
受賞作品をみに川崎の岡本太郎美術館へ。
今日は小田急・向ケ丘遊園駅から徒歩で向かった。
岡本太郎美術館は生田緑地にある。
古墳を思わせる岡本太郎美術館。
第24回岡本太郎現代芸術賞展。
会期は2月20日~4月11日。
岡本太郎賞は大西茅布。
作品名:レクイコロス
作品サイズ:500×500×440㎝
素材:キャンパス上の油彩
すごい作品だ。
作品と作家のプロフィールは関係ないとはいえ、大西茅布は、若干17歳の女子高校生。
天才だ。
上滑りはある。
骨格を描き込む鍛錬と様々な過去の作品からのインスピレーション。
だけど、彼女はこれから藝大へ進学し、国内外で様々な経験を積み上げ、貪欲に学んでいくはずだ。
底知れぬ才能がとても楽しみだ。
岡本敏子賞はモリソン小林。
作品名:break on through
作品サイズ:500×500×500㎝
素材:金属(ほぼ鉄)
金属の植物が蔓延る。
花が咲く。
鉄はやがては錆び朽ち果てる。
そうしてきっと大地と同化するのかもしれない。
生田緑地の梅林には梅が咲く。