みなとみらい線・馬車道駅から BankART KAIKO へ。
BankART1929「BankART Under 35」開催中。
「BankART Under 35」は、2008年から始まった、35歳以下のアーティストを紹介する個展シリーズ。
これまでに55組のアーティストを紹介してきた。
今回は公募式で6名が決定。
6月28日~7月21日は、野口雅俊と易雅静。
主催はBankART1929。共催は横浜市にぎわいスポーツ文化局。
易雅静。
「かすかな痕跡」。
易雅静(1990~)は中国広西生まれ。
2018年多摩美術大学環境デザイン学科修士修了。
易は、現実の向こう側にある世界を炙り出し、凡庸な生活の中に潜んでいる内的自然の意味と普遍性を私たちに抽出させようとするという。
日常経験や日常用品をただの素材として解体いていく「解」と、それ等の素材によって生命の状態のメタファーとして再構築していく「構」。
「解体」と「構築」という二つの行為を通して、私たちの生活の中の「無機的・機械的・反復的で硬質な工業製品」の中に内包された「有機的・自然的・差異的で不確定な生命の状態」を少しずつ再認識させてくれる。
という。
近未来的幻想的空間。
と、でもいうのだろうか。
が、よくよくみれば、セロハンテープだ。
易の意図とは全く違う感想なんだろうけど、私には、無機質な工業製品と人の感性が融合するかもしれない時代が来るような気がしたのだった。
最近はアガパンサスが流行っているのかな。
あちこちで見かけるけど、ここのアガパンサスはひときわ綺麗だ。