昨日は私にしては早起きして中野市の谷厳寺さまへ桜を見に行った。
その上に高速道と五輪道路を使ったから、こりゃ高山村の桜にも行ける!
というわけで、中野市から小布施町を抜けて高山村へ。
長野県上高井郡高山村は人口約6500人の山村。小ぶりだけど質の良い湯に恵まれた温泉やこれまた質の良い雪に恵まれたスキー場があり、四季折々に美しい。
春は桜。
信州高山五大桜。
「坪井のしだれ桜」。
推定樹齢約600年の村一番のご長寿桜。
今も山間の里を見守っている。
「中塩のしだれ桜」。
この桜は五大桜の中で一番若い。
そういえば、以前どこかから、私ら子供時分はこんなに大きくなかったわと聞こえてきたことがあったっけ。
そのおばあちゃまは推定80代くらいだったかな。子供の頃のこのしだれ桜は樹齢60年くらいだったか。
「赤和観音のしだれ桜」。
ずいぶんと不安定な場所にある気がするけど、200年こうして咲いてきたのだから、本人というか木はその環境が最適だったのだろう。
急斜面の山腹には観音堂。
距離は短いけど斜度大なり。
今回は下りの腰が不安で登らなかったから観音堂の画像は2020年。
宮大工・亀原和田四郎作と言われている。
今はこの観音さまにお参りできるのはこの桜の時だけ。
通常は熊対策の電柵で塞がれていて山作業の方々とかしか入れない。
でもそれが案外とよかったりなんかして。
「水中のしだれ桜」。
樹齢約260年のこのしだれ桜は村一番の有名しだれ桜。
この日も地元テレビ局が撮影していた。今年もコロナ禍で中止だけどライトアップもする。
「黒部のエドヒガン」。
樹齢約500年。
落雷で真っ二つに割れたというけど、割れた幹はそれぞれに伸びて美しい花を咲かせるは、神のご加護ある桜かもしれない。
さて。
これで私の今年の信州桜めぐりは終わった。
本年もありがとうございました。