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そういえばあのイギリス人さん大丈夫だったんかな(^^;
彼の買い物はいつもキャベツ。しかも丸ごと。安くても高くても買っていくからたぶんベジタリアンなんだろうと勝手に思っている。それが珍しく明太子おにぎりを手にして、salmon?という。
あーそれは、と言いかけて、わ?!?明太子って英語でなんて言うんだ(^^;(^^;
鮭じゃないよ!鱈の卵で辛いの!ってなんて英訳すればいいんだよ?!?英訳したところでそれで意味通じるんか?!?もうシモドロ(^^;(^^;
茶目っ気たっぷりのお人だから、胸元で十字を切って明太子おにぎり買って行っちゃった。
そこにたまたまI先生。
あ!先生!明太子って英語でなんて言うんですか?
え?明太子?!?うーん・・・わからない!あっちの方が英語は詳しいからと振り返った先に奥様。
え?明太子?!?鱈はcodでしょ。魚が持ってる卵はroeでしょ。あーでもそれじゃタラコか!?!
この日本国のトップレベルご夫婦が翻訳不能なんて・・・
そしたら、奥様が、もう!mentaikoでいいのよ!karashimentaikoでいいのよ!とおっしゃる!◎◎!
目からはらりと鱗が落ちた。ありがとうございました!(^^)!
そりゃそうだ。
明太子明太子とあたりまえに食しているが、縄文時代とからあった食べ物ではない。うんちくは色々とあろうがせいぜいが数十年単位の日本国オリジナル。無理に英訳を考えるほうがおかしい。
例えばチーズ。
初めてチーズを食した日本人はどなただかはわからぬしどんなチーズだったかももわからぬ。美味いと思ったかゲェェと思ったのかもわからぬ。が、これはチーズといわれればこれはチーズというんか!と納得する。以後、これはチーズとなる。
ゲェェと思ってその後敬遠していてもなにかのきっかけでチーズといっても様々にあると知って自分の舌に合うのにめぐり合えばそれは異国の美味い食べ物となるし、やっぱ不味ければそれは異国のゲテモノとなる。いづれにせよ、それはチーズという食物なのである。
下手にそれは貴国ではダイゴというなんぞと翻訳されたほうがなにがなんだかわからぬであろう。醍醐なんて幻の古代の食べ物だもん(^^;
食べてみて自国に似た様なあるいはまったく同じ食物があったときに、初めて翻訳となる。。
なるほどになるほどだなぁ!(^^)!
ところで。
あの陽気なイギリス人さんの明太子おにぎりの感想はどーだったんだろうなぁ(^^;