昨日つぼみで買ってきたハナショウブがあっという間に開いた。
てきとーに花瓶に放り込む。
昼飯の後は、とらやさんの粽。
とらやさんの粽は3種類。
羊羹粽と水仙と白下糖入外郎粽。
全部同じに見えるけど、細いイグサが平行に巻かれているのが羊羹粽で、斜めに巻かれているのが外郎粽で、太めのイグサが巻かれているのが水仙。
お茶は煎茶にした。
種子島のしゅんたろう。
笹の葉をはがしながら、ちまきたべたべにいさんが♪と心の中でつぶやいてみて、毎年のことながら、いや待てよと思う。
育ち盛りの男の子が甘ったるいのを食べ食べってなんか違う気がする。
やっぱり、中華粽というか、おこわな粽なんじゃないだろうか。
今はどっちでもいいけど当時は跡継ぎは男子が望ましかった。男の子が生まれなかった私の親にとって端午の節句はかなり苦痛だったようで、完全無視だった。
ホームメイドの粽って食べたことないから、和菓子粽しか知らないのだけど。
ま。
本日もおいしゅうございました。
ハナショウブの花は二番花がある。
萎んだ一番花を取り除いておくとまた花が咲く。
ハナショウブが盛んに栽培されたのは江戸時代という。
ん。
もしかして、美しい花姿もさることながら、もう一勝負なところが好まれたのかも。
今日は心地よい皐月の風が吹く。