2014年。
2015年。
2016年。
2017年。
昨日。
前の職場にあった、大好きだった木が伐られた。
毎年たくさんの花を咲かせ、ずっしりと重くなった枝を誇らしげに揺らしていた。
仕事を辞めて、毎日見ることはなくなっても、あの木があそこにあるというだけで励まされた。
今年も春に向けてたくさんの花芽をつけていたのに。
もらってきた切り株は雨を含んでとても重たく、手をのせるとひんやりと冷たい。
伐られたことを認識できず、きょとんとしながらもなかに水を保とうとする、まだ「モノ」になりきれないたたずまい。
人間の勝手な感傷を呼ぶ。
2015年。
2016年。
2017年。
昨日。
前の職場にあった、大好きだった木が伐られた。
毎年たくさんの花を咲かせ、ずっしりと重くなった枝を誇らしげに揺らしていた。
仕事を辞めて、毎日見ることはなくなっても、あの木があそこにあるというだけで励まされた。
今年も春に向けてたくさんの花芽をつけていたのに。
もらってきた切り株は雨を含んでとても重たく、手をのせるとひんやりと冷たい。
伐られたことを認識できず、きょとんとしながらもなかに水を保とうとする、まだ「モノ」になりきれないたたずまい。
人間の勝手な感傷を呼ぶ。