おはよ。ちょうしはどうかな。
「うーん」
「ちょっと、あかんかも」
ゆうべ、夜中に外から凄まじい猫のケンカの声が聞こえてきてみんな起きた。
家の前の道で、金時もビクってなって、近所の犬もしばらく騒いでた。
外の子の過酷さを思いつつも、あんなに元気でギャオギャオいえるのがうらやましくもあり。
そして今朝。
毛並みもぼさぼさで、肩で息をしてる。
ごはんも昨日から、食べられなくなってる。
しばらくお布団にいる?
「でも、おしっこしたいん」
抱っこで連れてくものの、やはり途中でびしゃーっと。
えらいね。
お布団でしないように、ガマンしてたんだね。
でも、やっぱり2階の布団が好きで、日中も上がりたがるので抱っこでまた連れて行く。
「なんか、しんどいんやけど」
「ねむれんのや」
「つら」
はあはあしてて、いよいよかも。
点滴、今日行こうと思ってたけどどうかな。
Yahoo知恵袋にも同様の質問がたくさん。
脱水からの尿毒症で意識が混濁することにより、苦しまなくていい、だから最後の最後は点滴は要らないという意見。
なるほど、と思うものの、最後の最後ってどう決めればいいのだ?
迷って病院に電話して、おしっこは出てるのだからと夕方行くことに決める。
点滴150とビタミン剤。
でも体温は36.2℃でもう数日かも、とのこと。
体温が下がりすぎると、かえって冷たいところに行きたがるとのことで、確かに昨日は洗面所の床で寝てた。
(雪山とかで低体温症になった人が服脱いじゃうのと同じ理屈)
もう、最後の点滴かなーという雰囲気が、先生とのあいだにも帰り際に流れる。
なんにもしてあげれんくてごめん。