平和な日

猫たちは留守したことにも、珍しく怒ってませんでした。

電気毛布とひざかけのあいだで爆睡。
きんとき「ぷす～、ぷす～」
つくし「私は起きてるのよ」


帰ってきて一転、東京では厳しい寒さでした。
2月最後の日はこんな感じ。


つくし「…これはつらい天気なのよね」


この2、3日はやっと日差しが戻ってきましたが、まだまだ風は冷たいです。
今年はいつも以上に、春が待ち遠しい。

旅の記録その3

翌日はあいにくの雨でした。



8時40分にマニャガハ島行きの船に乗りました。
マニャガハ島での写真はありません。
濡れるのが怖くて、携帯を持って行かなかったので。

島に行くまでの船の上からシュノーケリング。

マニャガハは本当にこじんまりした島で、
たくさんの日本人と、中国人と韓国人、少しだけ欧米人。
それでもじゅうぶんのんびりと、周りの人を気にせず泳げました。
穴を掘っている魚のまわりに、なになに？と集まってくる鮮やかな魚たちがいたり、
とつぜん1メートルくらいの長く銀色の魚が現れたり。

あたまの後ろ側をたたかれた、と身体をあげるとスコール。
でも、海の中はあたたかくて、とても平和。
雨水に魚たちが少し浮かれてるようにすら見えたのです。

帰りはパラセイリングをしながら帰りました。
うみがめを見ました。





お昼ごはんを食べてからはずっと晴れて、ホテルのビーチでまた泳ぐ。
連れはプールへ。

でまた、サンセット。


写っているのは中国人の姉妹と思われる女の子たち。
家族にカメラを向けられると本気でポーズ。


月並みな言葉ですが、まるで神様の降りてきそうな夕暮れでした。

で、食欲＆ビールです。
結局ホテルのテラスで、バーベキュー。
好きなものを選んで焼いてもらって、食べ飲み放題で30ドルでした。







のらねこがビーチサイドをうろうろしてました。

いい気分です。
とくに何もしなくて、正味2日の旅でしたが、めいっぱい楽しめました。


早朝のサイパン空港は、がらんとして寂しかった。

1年前は、一瞬も家を離れたくなかった。
あれからなんにも状況は変わっていないけど、
旅ができるのは、なんという贅沢で幸せなことだろう。

また行きたい、というのももちろんだけど、
また旅ができる、そんな状況でいたいと切に願っています。

旅の記録その2

やっとホテルに着いた時は現地時間（とはいえ、時差は1時間）7時をまわっていました。

部屋のなかはともかく、オーシャンビューになぐさめられ。

ドア側からは、こんな感じ。
あまり用はないですが、免税店がすぐ向かい。


とにかく腹ごしらえ！
ホテルのテラスで、サンドイッチとビール。

ご褒美というほかありません。

そして、部屋で寝ようと思ったのですが
友人が水着に着替えてとにかくビーチ、というこで。



朝の海、まぶしすぎです。


どこかのカレンダーから抜け出てきたような。


ここでもビール。

夜のあいだ、飛行機の座席にギチギチに固まっていた身体が、
ばらばらにほどけるようです。
デッキチェアで、日よけにバスタオルをかぶってうとうと。
10℃を下回っていた日本のことが、ちらりと頭をよぎりました。
もうどっちが現実か分りません。
目を覚ましたら、家のふとんの毛布のなかかも。


コパトーンの香りがします。
いや、プルメリアフラワーでした。


ビーチすぐとなりのプールサイドに場所をうつして
ピニャコラーダを。

村上春樹の小説に、
ハワイのプールサイドでピニャコラーダを飲む話が出てきたと、
いつかそうするのが夢だと話していた友人がいました。

サイパンだけど、代わりにやっとたよ。


充電完了。
街をうろつきました。
とりあえずスーパーでお土産を買って、お昼ごはんを食べて、うろうろ。

日本では見かけない、のら犬がいました。
どこにいっても何かしら、花が咲いていました。

空と海と花は美しいけど、人間のつくったものは、びかびかして、
途中でほうり出されたようなものもたくさん。
街としては、思いのほかさびれた印象を受けました。

ホテルにもどり、またまたデッキチェアで。





何度かオチつつ、サンセットを眺める。

夜はホテルでビール。
その日はいちにちで8本。
お酒には全然酔っ払いませんでしたが、疲れと暖かさに対する浮かれで酔ったような1日でした。

明日は朝からマニャガハ島に行きます。