温泉と温浴施設、SMARTとオーディオ好きな還暦おじじの日常

ボロアパートのため風呂が壊れて銭湯に通わなければならない、温泉好きなおじじの話 ・・その後、待望の田舎暮らしをしてます。

不要不急の温泉旅行

2020-06-17 00:02:15 | 温泉

東京アラートも解除され、夜の酒場も国内旅行もある程度OKな状況になりつつある今日このごろ。

3ヶ月ぶりの温泉旅行に出発します。メインは何回も泊まった四万温泉「積善館」
予約状況をネットで見てみると、意外と予約がいっぱい。
それでも、最安な6/18日を予約。
そして、前日に山梨での宿泊を探す。
最初は定宿の「石和健康ランド」にしようとしたが、割引プランがない。
そこで、楽天トラベルで5点評価の温泉旅館に決定。価格も格安!でも、前は民宿らしい。ちょっと不安。

6/17 山梨へ

山梨まではナビ上で100km程度なので、のんびり出発。
梅雨の最中なのに日が出ていて、それでも気温は高くなさそうだ。
御殿場から国道138で道の駅「すばしり」でトイレ休憩。けっこう人が出ているぞ!
山中湖湖畔で写真を撮っていると、スワンボートか?いや本当のスワンが・・・

河口湖大橋を渡って、笛吹市へ。
この国道137の途中が今宵の宿「ひみね」
ナビは右へ曲がれと・・・かなりの谷底
まあ、時間が早いから、甲府でパチンコでもやろう・・・
と、軽く宿代近くをやられる。甲府優しくない!
と、先ほど下見をすませた今宵の宿へ・・・
まあ、民宿だっただけあって、地味な外観。

入ると、なんとかわいいお犬様がお出迎え。なんと人懐こい。
チェックインをしていると、おばあちゃんがあらわれ、犬の名前は「レイ」ちゃんだと、令和のレイちゃん!
お風呂だけ入りに来ている人がいて、6時から入浴できるそう。
部屋は広めの10畳。お客は私含めて2名のよう。トイレは共同。
窓を開けると快適な外気が入ってくる。

のんびり缶ビールを空けてから、お風呂へ。
お風呂の手前には日帰りの客であろうか若者二人が小さな部屋でレコードを聴いている。
そこにはなつかしい、ビートルズや歌謡曲のLPがたくさん。家主の趣味だったんだろう。
風呂には先客が一人。
二つある風呂は一つだけ湯がはってある。
温泉ではなく、湧き水を沸かして近くで取れた薬草を入れた「薬草風呂」
これはこれで、。気持ちいい。

さて、夕食の時間で1階の食堂へ・・・
階段を降りたところで、お向かいの部屋の客とばったり。そこへ旅館の主が
どうも、お向かいの客は素泊まりらしい。なんでも、「楽天」で予約をしたが、食事つきは予約がなかったらしい。
あれれ?私も直前の予約だったが、取れたぞ!格安で!!
ということで、夕食。なんと部屋で一人だけ・・・やっぱさみしいよね。
食事は豪華!
 
イワナの丸揚げあんかけ、ミニ大根(これは美味しい)、馬刺しにうどんとかやくご飯まで・・・

これは見ただけでもとても食べきれません。 ビールを飲んだ後、冷酒を追加。つまみが多すぎてお酒が止まりません。

と何か気配が、入り口の扉の隙間から「レイ」ちゃんがこちらを覗いている。 イワナが食べたいのかな?

しばらく覗いていたが、食事の時間がきたのか、いなくなっていた。  結局食べきれず、かなり残してしまった。

さて、もう一度風呂に入って寝るか・・・ 広い部屋に一人 エアコンをかけたが音がうるさいので切って寝た。

朝湯に入ろうと思って下に降りたらおばあちゃんが待っていた。朝食に降りてきたと思ったようで・・。

「お風呂入ってきます。10分くらいで」 「ゆっくり入ってきなさい」 昨日と同じ部屋   朝食も豪華!

「 納豆ご飯と生卵で終了。サラダなんかは手を付けず、横にまとめておく。 お茶ではなく湧水を頼んだが、これがとてもおいしい。

風呂わきにこの湧水が飲めるようになっていて、持参したペットボトルに詰めた。 さて、四万温泉へ出発しますか。

お酒とビールの支払いを済ませると、おばあちゃんが冷凍した湧水のペットボトルをくれた。これはうれしい。 温泉ではないが穴場の旅館である。

通いなれた四万温泉へ

甲府から清里を抜けて野辺山から小海線に沿って佐久平へ。何回も通った慣れた道。途中は無料の「中部横断自動車道」を経由。快適快適。

佐久で降りてから軽井沢方面へ。中軽井沢の駅から国道146号を羽根尾まで。そこから145号を進むと道の駅「八ッ場ダム」がある。

ここは広いし食堂もあり、近くにトレッキングをしに行く人も車を止めている。ダムはまだ建設中だが、その様子がよくわかる。

少し先には道の駅「あがつま狭」があるが、休憩するなら八ッ場ダムのほうが良い。ここで、八ッ場ダムカレーパンを購入し、いただいた湧水を飲む。

原町に入ったところで、ナビが県道234を通れと言ってくる。ここも何回か通った道。ほとんど車が走っていない。地元の人たちの通勤ルートだ。

しばらく狭い道を走って右に曲がると四万川にかかる大きな橋を渡り、国道353号へつながる。

この道をそのまま行けば、中之条ダムを経由して、四万温泉の温泉街へとつながる。

途中、千と千尋のメロディラインを抜けると甌穴群がある駐車場にKISEKIという森のカフェがある。露店で山菜や野菜を販売している。

ここで、湧水を飲んで、さて、四万川ダム、奥四万湖へ。 あら、けっこう観光客が来ているね。

一方通行の湖周回道路を、一番奥の橋まで。橋を渡ったところで車を止め、橋の真ん中まで歩いていく。

橋の真ん中で車を止めている奴もいるが、常識がない。 そこから湖を見ると、おや?水が少ない・・・雨があまり降っていないのかな?

湖面も随分下がっているようだ。 少し先の「しゃくなげの滝」まで行ってみたが、前に降りて見たので、降りずにユーターン。

四万川ダムまで戻ってダム横の駐車場に車を止めて写真撮影。ダムの上の道は駐車禁止。大勢の観光客が歩いてダム湖とダムを見学している。

 

そろそろ、時間もつぶれたので、裏道を通って積善館へ。四万川の横を通る道で所々車がすれ違えない場所がある。

積善館の正面に車を止めると、さっそく担当が駆け付け、横の駐車場へ車を誘導してくれる。

今宵は「壱番館」の1名部屋101号室。ベッドに布団が敷いてある。意外といいかも・・・ 前回は壱番館の二人部屋、畳で布団を自分で敷くタイプだった。

早速、部屋で缶ビールを一本開けた後、「元禄の湯」と本館の「杜の湯」のはしご湯。

元禄の湯には先客3人の若者。杜の湯には2人の先客。

露天風呂はさすがに今日もきれい。虫はおろか木の葉も浮かんでいない。

今回は「山荘の湯」と「岩風呂」はパス。

夕食はいつものお弁当タイプ。

缶ビールを持ち込み、のんびりと食事。そして、ほかのお客のウォッチング。

本館はほぼ満室の様子。東京あたりからのお客が多いかな?

雨が降ってきたので、お散歩は取りやめ。お風呂もまあいいや。

部屋を閉めたら床下の温泉のせいかむんむんする。エアコンをつけると弱くしても結構な音がする。

暑さと音で、ほとんど寝られず、次回からはこの部屋NGです。安いけどね・・・

朝食はいつも通り。特に問題なし。

朝の温泉もパス。いつも持ち帰っている飲泉もパス。せっかく容器を持ってきたけど、寝不足で気力なし。

さて、すぐに帰ろう。

ナビ君に行きとは別のルートを検索。

あらら、伊香保温泉から渋川を通って、狭山、八王子へ。こりゃ、混むルートだぜ!

まあ、しょうがない。ナビ君に任せよう。軽井沢ルートのほうが絶対すいてるよなあ。

けっこうな渋滞の中、相模原、厚木から国道1号へ。やっと慣れた道へ。

小田原を過ぎて早川の「漁港の駅」でトイレ休憩。いつもはとても混んでいる場所。今日はガラガラ。

外出自粛でみんな、家にいるのかな?いつもは刺身の食べ放題で並んでいるのに。

小雨の中、これから熱海はもうすぐ、伊東もその先。

さて、今回の旅はこれで終わり。次は9月かなあ・・・