ここには、
昔の日本の民家の、
典型的な空間ともいえる
縁側と障子があります。
光といい、
熱といい、
風といい、
内と外の緩衝帯として
ととのえてくれるこの空間は、
やっぱり、
ボクらの遺伝子を揺さぶる
何かがあると、
感じます。
昔の日本の民家の、
典型的な空間ともいえる
縁側と障子があります。
光といい、
熱といい、
風といい、
内と外の緩衝帯として
ととのえてくれるこの空間は、
やっぱり、
ボクらの遺伝子を揺さぶる
何かがあると、
感じます。
欄間が取り付きました。
この欄間は、葉山は桜花園発。
一年半前、
手に入れたのものなのですが、
漸く所定の場所に、
納まりました。
菱形の模様がとてもいい。
作られてから、
幾年経っても変わらない魅力。
現代でも十分通用する意匠です。
欄間は、
場所を閉じても、
気を通す装置。
模様も、
人が頻繁に扱う場所ではないので、
志向に合わせて様々。
機能的にも意匠的にも見直したい、
日本の装置です。
この欄間は、葉山は桜花園発。
一年半前、
手に入れたのものなのですが、
漸く所定の場所に、
納まりました。
菱形の模様がとてもいい。
作られてから、
幾年経っても変わらない魅力。
現代でも十分通用する意匠です。
欄間は、
場所を閉じても、
気を通す装置。
模様も、
人が頻繁に扱う場所ではないので、
志向に合わせて様々。
機能的にも意匠的にも見直したい、
日本の装置です。
畳も入り、
空間の六面が、
ほぼ完成に近づきました。
やはりいいなあ、畳は。
つい寝そべってみたくなります。
ところで今日は、
役所の最後の検査。
大きな問題もなく、
その後の手続きが進みそうです。
検査官がポツリと、
「こういう木の家、いいね。」
検査官の方に言っていただけると、
うれしいです。
空間の六面が、
ほぼ完成に近づきました。
やはりいいなあ、畳は。
つい寝そべってみたくなります。
ところで今日は、
役所の最後の検査。
大きな問題もなく、
その後の手続きが進みそうです。
検査官がポツリと、
「こういう木の家、いいね。」
検査官の方に言っていただけると、
うれしいです。
玄関に入ると、
ヒノキの框とサワラの床板が、
目に入ってきます。
サワラの床板は、
いつものごとく、岡部材木店から手に入れているのですが、
基本的に「節あり」の材を注文。
木なのだから、
「節があったほうが木らしくていいじゃない」
と思う一方で、
玄関に関しては、
大工の藤間さんの計らいで、
そのなかでも無地で表情のよいものをかき集め、
貼っていただきました。
こうしてみると、
やっぱりいいですね。
赤子の純真無垢な、
張りと弾力のある肌のようです。
そして、
葉紋仕上げの土間に引き続き、
こうした職人の、
単なる仕事を超えた粋な計らいは、
うれしいものですね。
ヒノキの框とサワラの床板が、
目に入ってきます。
サワラの床板は、
いつものごとく、岡部材木店から手に入れているのですが、
基本的に「節あり」の材を注文。
木なのだから、
「節があったほうが木らしくていいじゃない」
と思う一方で、
玄関に関しては、
大工の藤間さんの計らいで、
そのなかでも無地で表情のよいものをかき集め、
貼っていただきました。
こうしてみると、
やっぱりいいですね。
赤子の純真無垢な、
張りと弾力のある肌のようです。
そして、
葉紋仕上げの土間に引き続き、
こうした職人の、
単なる仕事を超えた粋な計らいは、
うれしいものですね。
玄関の土間は、
左官屋の湯田さんの手による
深草洗い出し仕上げ。
それだけでも、
風合いのある仕上げなのですが、
今回、
湯田さんの計らいで、
隅のほうに二枚、
葉っぱの模様が
ほのかに刻まれております。
こうした遊び心と
自然の造形が、
家の一部にあると、
柔らかい印象を与えます。
そして、
自然の造形は唯一無二。
紛れもなく、
‘この家は私の家’なのだという想いを、
いっそうかきたてる演出と
いえそうですね。
左官屋の湯田さんの手による
深草洗い出し仕上げ。
それだけでも、
風合いのある仕上げなのですが、
今回、
湯田さんの計らいで、
隅のほうに二枚、
葉っぱの模様が
ほのかに刻まれております。
こうした遊び心と
自然の造形が、
家の一部にあると、
柔らかい印象を与えます。
そして、
自然の造形は唯一無二。
紛れもなく、
‘この家は私の家’なのだという想いを、
いっそうかきたてる演出と
いえそうですね。
左は土佐漆喰と漆喰と少々の黄土と砂を混ぜた漆喰、
ほんのりと卵色がかっていて、
いわゆる漆喰よりも柔らかい印象。
右は土佐漆喰と黄土を混ぜた半田、
上品で落ち着いた、淡い黄色です。
黄土による土壁、
塗った直後なので今は黄色がとても濃いですが、
それでも乾くと、深みのある黄色となります。
この三つの色が、
家の奥へ行くたび、
段階的に濃くなっていくので、
光の奥行がより強調され、
壁の諧調を楽しむことができます。
2階の居間に入ると、
ででででんと太鼓の梁が、
目に入ってきます。
丸太の成長方向と平行に二方をノコで落とし、
太鼓を横に押し潰したように見えるから、
太鼓梁。
よく小屋(屋根の木組)の梁として使われます。
その名を聞いただけで、
何だかしっかりと、
屋根を支えてくれそうな気がしますね。
実際、同じ材を平角(長方形)に挽くよりも、
強いようです。
それとやはり、
生きたままの木肌が家の中にあると、
木は自然界の賜物だということ
木はやはり木だったということ
そういったことを感じることができて、
いいですね。
ででででんと太鼓の梁が、
目に入ってきます。
丸太の成長方向と平行に二方をノコで落とし、
太鼓を横に押し潰したように見えるから、
太鼓梁。
よく小屋(屋根の木組)の梁として使われます。
その名を聞いただけで、
何だかしっかりと、
屋根を支えてくれそうな気がしますね。
実際、同じ材を平角(長方形)に挽くよりも、
強いようです。
それとやはり、
生きたままの木肌が家の中にあると、
木は自然界の賜物だということ
木はやはり木だったということ
そういったことを感じることができて、
いいですね。