どこからともなくあらわる障子 2011年07月04日 | 横浜栄こ邸 暑さ寒さを 和らげるため、 日本の家には 縁側という外との緩衝帯を設け、 そこを介して、 閉じたり開いたりできる仕掛けを 作ってきたわけですが、 横浜こ邸もそれに倣い、 幅4尺の縁側を南側に設け、 夏は開放的に、 冬はどこからともなく 障子が閉められる 仕掛けを作っています。 どこからともなく、 というのが大事なところで、 障子は断熱性や意匠性に 優れていますが、 普通に引き違いで納めてしまうと、 半分は外への視線と風通しが 遮られてしまいます。 ですのでこの家に 取り付けられている障子は全て、 ありかなしかを選択できるよう、 壁に引き込まれるように なっています。
ステンドグラスの小窓を覗くと 2011年07月04日 | 横浜栄こ邸 2階の納戸には、 ステンドグラスが入った 小窓があります。 そこを開けて覗いてみると、 1階居間の様子と梁組みが 見えてきます。 こうして 小さくつなげることで、 家が何だか楽しいものに 感じられます。 そして案外、 小さな窓でも 風が通るのです。
こ邸完成見学会開催 2011年07月03日 | 横浜栄こ邸 今日のよき日に、 横浜こ邸の完成見学会。 参加者の多くは、 将来の建主さんか建主OB、 新年会に続く、 交流会のようでした。 それだけではなく、 多くの方々にお越しいただき、 ありがとうございました! この場でも、 追々完成の様子を お伝えしたいと思います。 見学会に先立ち、 南側の硝子格子の段に、 建主さんが緑を 生けてくださいました。 小さな緑ですが、 空間の品がぐっと 上がりました。 とてもうれしい お気遣いです。
玄関入ると 2011年06月30日 | 横浜栄こ邸 玄関を入ると、 玄関扉と同じ格子が 迎え入れてくれます。 格子で視線を遮りつつ、 その向こうには、 大きな窓があるので、 そこから漏れる光が ‘後光’のようです。
畳入る@横浜こ邸110628 2011年06月28日 | 横浜栄こ邸 畳が入りました。 大きな工事は これでほぼ終わり、 あとは細々した仕事 ばかりです。 全てではありませんが、 今週中にほぼ終わらせて、 日曜日の完成見学会を 迎えたいと思います。
清掃・片付けの日@横浜こ邸110621 2011年06月21日 | 横浜栄こ邸 今日大工の二人は、 後片付けと清掃。 養生がかかっていた 設備機器等も、 その姿を現し始めました。 栗の厨房も、 浄水器が取り付けられ、 天板のフィルムを剥がして、 あとはガスコンロが 納まるのみとなりました。
切り取られた絵のよう@横浜こ邸110620 2011年06月20日 | 横浜栄こ邸 横浜こ邸は、 南面が山になっています。 2階南側の窓は、 硝子戸も網戸も障子も 引き込まれる仕組みのため、 木の枠は四方だけなので、 ここから見える緑の景色が 切り取った絵のように見えます。
玄関建具入る@横浜こ邸110619 2011年06月19日 | 横浜栄こ邸 見学会の行程にて。 横浜こ邸に、 玄関建具が入っていました。 これにて建具工事は完了、 戸締りも可能となりました。 玄関は建具職人による、 細かい格子が重なる空間です。