日本気象協会の記事から
冬や春先に日本付近に接近してくる台風はほとんどありません。しかし夏になると台風が発生する緯度が高くなり、図のように太平洋高気圧のまわりをまわって日本に向かって北上する台風が多くなります。
台風が日本本土に上陸するのは多くが7月から9月です。7月や8月は太平洋高気圧の勢力が強く、また、台風を流す上空の風がまだ弱いために不安定な経路をとることが多いのですが、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。このため日本に大きな災害をもたらす台風の多くは9月にやって来るのです。
冬や春先に日本付近に接近してくる台風はほとんどありません。しかし夏になると台風が発生する緯度が高くなり、図のように太平洋高気圧のまわりをまわって日本に向かって北上する台風が多くなります。
台風が日本本土に上陸するのは多くが7月から9月です。7月や8月は太平洋高気圧の勢力が強く、また、台風を流す上空の風がまだ弱いために不安定な経路をとることが多いのですが、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。このため日本に大きな災害をもたらす台風の多くは9月にやって来るのです。