玄関マットを新しくして旧いのは「タペストリーに大変身。
今風に言えば、檀家から「今年一年間よろしくお願いいたします」の気持ちを籠めた住職への[お年玉]のようなもの。檀家数は減っても拾万円近くある。初めて住職に任命されたとのことで「そんなものがあるのですか?」と尋ねられたが、本山では江戸時代の昔から続いている習わしだと40年ほど前に会計役を仰せつかったときに総代長から聞かされていた(昔はお米で納めていたのが金銭に換算された)ので、住職が変わったからと言って今更止めることはできない。考えたら会計を担当して3年毎の役員改選の際に再選され続けて40年以上になる。
庫裡の新築普請、本堂の屋根瓦の葺替え、内陣外陣に改装工事、エクステリアの工事など本業での取引業者と交渉、数千万円の金額を動かしてきたが使い込まないで良かったと思う。ここ2、3年のうちには後任に引継ぎするつもりで若い檀家を探してるのだが中々「ウン」と言ってくれないのが悩みだ。
その「お初穂料」は今日30日に渡すつもりで住職を自宅に呼んでいる。ついでだが12月分と1月の住宅補助金も一緒に渡す必要があるので受取の通帳を作成しなければならない。