2008年5月15日、30週2日、1008gで生まれた寛太朗の成長記録

生後535日目、寛ちゃんは突然お空へと還っていきました。寛ちゃんと過ごした日々は、ママの心の宝物♪幸せをありがとう。

親孝行な息子寛ちゃんからの出逢いのプレゼント

2014年05月30日 21時33分44秒 | 天使ママ日記2014~

GW四国旅行記。。。長らくお待たせしました、続きです。。。(え?誰も待ってない?笑)

 

お遍路さん5つ目のお寺は四国霊場第五番札所『地蔵寺』。

ここに到着すると、お接待で、境内にテーブルとイスが並び、お茶とお菓子が用意されていました。

優しいお言葉に甘え、一休み♪

すると、一人の男性のお話が始まりました。

 

ほんとにたまたま、この時間に、このお寺に到着して…この出逢いは偶然ではなく、必然なのだと、思いました。

この男性、ご自身の息子さんを亡くされた方だったのです。

息子さんの供養にと、この地蔵寺に、弘法大師様の御像を寄付されたそうです。

お話は、我が子を亡くして、それでも生きていかねばならぬ苦しみと闘いながら、家族で力を合わせ今まで必死に生きてきた、というような内容でした。

この男性自身、息子さんへの供養でお遍路をし、このお寺と出逢い、御像を寄付し、その後、毎年一年に一度この日にここで、お遍路さんへの説法をされているそうです。

お話を伺いながら、涙が滝のように溢れ、みなさんにお話しされてるのに、まるで私へのエールのように感じ、また、辛く苦しみ絶望の中必死に生きてきたお話は、まるで私の心を代弁してくださっているように感じました。

30分ほどのお話が終わった後、直接お話しさせて頂きました。

実は、私も我が子を…と。

すると、そうかそうか…と、ここに座りなさい、と椅子を用意してくださり、その男性は、涙を流しながら、私のお話をウンウンと聞いてくださり、私もポロポロこぼれ落ちる涙を流しながら、寛ちゃんの話をしました。

お互いに亡くした当初の苦しみを語り合い、我が子を亡くした者同士にしかわからない話を深くしました。

私は、寛ちゃんの自慢のママでいられるよう、いつも笑顔でキラキラ輝いて生きる!!と、いつもそれをモットーに生きています。

そして、いつの日か、私がお空へいく時、きっとお空で寛ちゃんが待っていてくれて、再会出来ると思っています。

その時に寛ちゃんに、『ずっと見てたよ。ママ頑張っていきていたね!』と誉めてもらえると信じて。。。

ま、その頃、寛ちゃんは仏様の位が上がり、偉い人になっていて、『よ~頑張って生きてきたの~、ずっと見ておったぞ。』なんて言われるかも(笑)

その男性も同じように、そう思って生きてるそうで、話してくださる言葉の一つ一つが胸に響きました。

そして、私は、寛ちゃんは姿は見えないけれど、私の心にいて、いつも共に生きてると思っているんですが、それもその男性も同じで、そうそう!と思う話ばかりでした。

途中、奥様も来てくださり、同じ天使ママの立場としての、心の内を話してくださり、私のことをずっと頑張って生きてきて偉かったね!と撫で続けてくださいました。

亡くなった息子さんの弟さんご夫婦も話に加わってくださり、いろいろな事を話しました。

人との縁というのは、出逢うべく人には、出逢うべく一番いいタイミングで、出逢うようになっているんだよ、と。

本当にそう思います。

今回のこの出逢いに限らず、人生において、人との出逢いは必然なんだと。。。

Tさんご家族との出逢いで、お遍路さんは、寛ちゃんの供養としてやり遂げよう!と強く思いました。

天使になった我が子のためにしてあげられることは少ないけれど、こういう形もあるんだな、と。。。

 

寛ちゃんは天使になった今でも、私にたくさんの出逢いをプレゼントしてくれて、たくさんのことを学ばせてくれます。

本当に親孝行な息子です!!

 

旅日記はまだまだ続きます。。。

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