2008年5月15日、30週2日、1008gで生まれた寛太朗の成長記録

生後535日目、寛ちゃんは突然お空へと還っていきました。寛ちゃんと過ごした日々は、ママの心の宝物♪幸せをありがとう。

生後138日目、頑張ったね!

2008年09月30日 23時12分44秒 | 生後4ヶ月~
9月30日(火)生後138日目、修正2m8d

体重 2516g(+30g)
ようやく2500g台になりました~
体重的には退院OKになりました

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日、ママは朝からずっと神様にお祈りをしていました
寛太朗のお友達のオウチャンの手術の日でした。
寛太朗もママも今の病院に転院してきて一番始めに出来たお友達
病気の事で不安だったり、毎日の面会に疲れていた時にオウチャンママの明るさに心が救われました
寛太朗の面会を20時過ぎまでしていたので、帰りに、無事に終わったとのメールを見て、ホッとしました。

オウチャン、小さな体でよく頑張ってえらかったね
オウチャンも寛太朗も退院したら、遊ぼうね
パパ&ママお疲れ様でした

寛太朗は、体重が目標の2500g台に突入しました
最近は抱っこしてると、ずっしりと重くって、腕が疲れちゃいます。
他の赤ちゃんと比べると、まだまだ小さいけど、手乗りサイズの頃は、軽かったからなぁ。。。

病棟に着くと、寛太朗はベッドで大泣きしてました
(ママが遅刻しちゃって…他の赤ちゃんのミルクの時間で抱っこもしてもらえず…)
ごめんね~って、うつぶせの寛太朗を仰向けにすると、
ママを見て瞬間、満面の笑みでニコ~って笑ってくれました

寛太朗がどの程度ママの存在をわかってるかは謎だけど…
『あ、いつも来る人が来た~』くらいに思ってるのかなぁ。。。

今日は11時~20時過ぎまで病院にいました。
(パパが月末で飲み会だったからね。。。)

今日、寛太朗が成長したなぁ、って思ったのは、おもちゃを自分で何度も触ってました。

パパの会社関係の人から頂いた、ぞうさんの起き上がりこぶしぞうさんをチョンチョンと触って音を鳴らしていました

あとは、今日も何度か声を出して『ほぉ~』ってしゃべりました。
初めて寛太朗の声を聞いたABさんもすごく喜んでくれました

今日でABさんの担当が終わりでした。
ママはとっても淋しかったです…

寛太朗の事を、本当に可愛がってくださって、愛情いっぱいに看護してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです

明日からはNICUから移動してくるYGさんが担当です。
YGさんとはNICUに入院中に数回その日の担当になって頂いた事があるので、とてもいい方だと知ってるので、安心です。
寛太朗はすごくうるさい声で泣き叫ぶので、好きになってもらえるかな???

生後137日目、残念‥

2008年09月29日 23時42分03秒 | 生後4ヶ月~
9月29日(月)生後137日目、修正2m7d

体重 2486g(-12g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日、担当看護師ABさんから残念なお知らせがありました

ABさんが来月からNICUに移動になるそうで‥寛太朗の担当が他の看護師さんに代わるそうです。

ABさんは寛太朗を本当に愛してくれて、一日に何度も『寛ちゃん、可愛い~』と言ってくれました。

担当看護師さんは、寛太朗にとって、病院のお母さん

ママもABさんの事を信頼していて、安心して寛太朗をお任せ出来たし、頼りにしていました。
退院に向けて、ママが看護師さんから指導を受ける事がこれからたくさんで…ABさんなら、何でも丁寧に教えてもらえるので、安心していただけに…
残念です

寛太朗も何かを察しているのか、今日は一日ABさんをクリクリな目をしてジーっと見つめていました

ABさんから写真&足型入のカードをいただきました。
(下のグレーの足型が生後1ヶ月、ピンクが今日の足型。。大きくなりました~。)

寛太朗は今日もお利口さんで、吸引の時に全く泣かず、ママに協力的でした

吸引練習はもうバッチリです!!
後はチューブの交換だけ…これは全然ダメ…
頑張らなきゃ…

もう明日で9月も終わり。。。
季節があっという間に変わっていく気がする
当初の予定では、2~3ヶ月の入院と言われ…でも未熟児貧血がひどく、体重も増やせないので、夏の終わり頃かな?なんて言っていたけど…
もう秋になっちゃいました
このままの調子で行けば、来月中には、きっと退院出来るでしょう。。。

家族3人の生活ってどんなんだろう
寛太朗と24時間一緒にいれるのは、すっごく嬉しいけど…今は不安の方が大きいかも。。。
病院だと24時間完全看護で見て頂いてるけど、家だと、私が家事で目を離す事や、夜寝てる時なんかは、誰も見てない状態…
病院だと、サチュレーション(心拍数&体内の酸素濃度をはかる機械)をつけていて、異常があればアラームで知らせてくれるけど、それもナシ…
心配で眠れないかも

寛太朗は早産&極低出体重児なので、退院出来ても、普通の子と同じという訳にはいきません。
一番気をつけなきゃいけないのは、風邪や感染症
寛太朗は慢性肺疾患でもあるので、普通の赤ちゃんが平気なくらの風邪でもこじらせてしまうだろうし、命に関わる事もあるそうです

なので、退院してもお家に人を呼ぶ事は極力避けるように主治医から言われました
もしどうしてもの場合も大人数は避け、個別に来てもらうように…と。
子どもはたくさんの菌を持ってるので、基本近づけちゃいけない…と。
冬の間は外出も極力しないように…と。

病院から貰った冊子には、会いに来てもらうことは避けましょう、もしどうしてもの場合は、手洗いうがいをしてもらい、子どもからは2メートルは離れてもらいましょう…と書いてありました。
2メートルって…

わざわざ来てもらった人に『すみませんが2メートル離れて見てもらえますか?』って、言える訳がない…(笑)

あまり神経質になるのはよくないけど、今は病院で無菌状態なので、心配は心配です
きっと普通の健康な赤ちゃんを子育てをしてる人から見れば、過保護過ぎるんじゃ…って思われるだろうけど、様々な事情があるので、理解してもらえれば、と思います。

生後136日目、ばばばあちゃん

2008年09月28日 21時57分05秒 | 生後4ヶ月~
9月28日(日)生後136日目、修正2m6d

体重 2498g(+18g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日もパパと一緒に面会でした

11時に病棟に着くと、イイ子でスヤスヤと眠っていました。
が、今日の担当看護師IMさんが『ついさっきまで、大泣きしていたので、抱っこしてたら寝ちゃいました。』って
でもIMさんから、『抱っこをせがんで泣くのは成長した証拠ですね。本当に寛ちゃんは成長しましたね~。』と言って頂き、嬉しかったです。
看護師さん達には、手の平に乗るくらいの大きさの時から、たくさんの愛情を注いでいただいて、感謝してもしきれません。。。

パパが面会の日は、沐浴、薬、吸引、オムツ替えは全部やってくれます
パパは土日にしか吸引の練習が出来ないけど、今日は上手に出来て、寛太朗も全く泣きませんでした

なぜか今日はあんまり笑わない一日でした
明日はたくさん笑ってくれますように

今日はヤフオクで落札した絵本が9冊届きました
ママの大好きな『ばばばあちゃん』のシリーズ


これ、とっても内容が面白くって、幼稚園でも子ども達に大人気のシリーズでした
寛太朗にはまだまだ早いけど、大きくなったら読んであげます。

この絵本の作者さとうわきこサンの絵本は小さい時に『せんたくかあちゃん』って絵本がウチにあって、おもしろくって、大好きで何度も何度も読んでました。
寛太朗にも『せんたくかあちゃん』もいつか買ってあげたいです。

生後135日目、お友達の退院

2008年09月27日 21時56分17秒 | 生後4ヶ月~
9月27日(土)生後135日目、修正2m5d

体重 2480g(-26g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今朝、お友達のミィ君が退院していきました。
退院はものすごくおめでたい事で、嬉しいんだけど…素直な心の内を言うと、淋しさもあります。
いつでも子ども達は一緒で、パパ&ママとも仲良しになって、でも、退院しちゃうと、なかなか会えなくなっちゃいます
昨晩みんなで集合写真を撮りました大切な思い出です。


でもでも、本当に嬉しい事です!!
ミィ君のパパ&ママ&面会に付き添ってたお兄ちゃん達、お疲れ様でした
これから、お家で家族5人の生活を満喫してくださいね

寛太朗も来月中には退院になるかな?(って勝手に思ってます
ママは、病院通いを満喫してるだけに…相当淋しいです…
看護師さんや、ママ友に会えなくなると考えただけで、泣けてくる…
その淋しさは寛太朗との家族3人での生活が忘れさせてくれるのかな。。。

今日はパパは主張先からお昼過ぎに帰ってくるので、午前中は一人で面会してました

寛太朗はここ数日で本当によく笑うようになりました
もうたまらなく可愛くって、ママは一人でニヤニヤしてます(笑)


今日は吸引の時、すごく協力的で、全く泣きませんでした
イイ子だなぁ。。。

でもでも…
昨日が週に一度のチューブ入れ替えだったのですが…
ママ、失敗しまくりで、寛太朗は号泣&激怒でした。

チューブを鼻から胃に入れるのですが…
寛太朗が泣いちゃうと上手く入らなくて、口から出てきちゃいます。
口から出ちゃうと、寛太朗は苦しくて、痛くて泣いてしまいます。
2回も口から出て、辛い思いをさせてしまいました。
退院したら、本当に一人で出来るのか…一気に不安になっちゃいました

午後からはパパも来て、寛太朗は更にゴキゲンで、パパにもニコニコ笑顔を振りまいていました


帰りに西松屋に寄って、欲しい物がなかったので、ベビーザらスに行ってきました
結局目的の物は買えず…消耗品をいくつか買って帰ってきました。

今日はまたまた絵本をたくさん買いました
寛太朗が退院したら、たくさん読み聞かせてあげたいです

生後134日目、辛い出来事

2008年09月26日 21時50分13秒 | 生後4ヶ月~
9月26日(金)生後134日目、修正2m4d

体重 2506g(+56g
今日はミルク後に体重測定&沐浴だったから…ちょっとあてにならない数字…

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日はとっても悲しい事がありました。

寛太朗が入院してる病棟のNICUの赤ちゃんが天国に旅立ちました。

今まで4ヶ月入院していて、同じ病棟で…というのが初めてで…ショックで今も心が痛いです。
どうしても我が子と結びつけてしまって…もし…と、考えたくない事まで考えてしまいます。
今日に限って、パパは出張で…一人ぼっちの夜です…。
(夜まで病院にいました。)

寛太朗の事、このブログではあまり詳しく書いていませんでしたが、生まれてから今までたくさんの壁を乗り越えてきてくれました。
そして、これからもたくさんの壁を乗り越えなくてはいけません。

7月15日に書いたmixiの日記をコピーして載せます。

『祝☆生後2ヶ月、絶望のどん底体験』

今日で寛ちゃんは生後2ヶ月を迎えました

この2ヶ月、長かったような…あっという間だったような…
とにかく私の人生でとても内容の濃い2ヶ月でした。。

寛ちゃんの成長

出生時:身長35.0cm、体重1008g、頭囲26cm、胸囲20cm
 
生後1週間:身長34.2cm(?)、体重850g、頭囲26cm、胸囲20cm

生後1ヶ月:身長36.8cm、体重1098g、頭囲29cm、胸囲21cm

生後2ヶ月:身長39.0cm、体重1508g、頭囲32cm、胸囲24cm

今だからお話出来るのですが、寛ちゃんが病院を転院になった理由は先天性の疾患ではなく、腎臓機能の低下が理由でした。

生後5日目の昼食後、一人NICUの主治医の先生に呼ばれました。
腎臓の機能が低下してきている…と言われました。

この病院での治療は難しいので早急に専門的に見てもらえる病院に転院する必要があると…。
腎不全の疑いがあり、一生透析が必要になる、完治には移植しかないと…。
寛ちゃんの先天性疾患を持ち、腎不全の場合、遺伝子異常の可能性が高く、もしそうならば、幼児期までに確実に小児ガンになってしまうと…。
この遺伝子異常はすごく難しい病気だと…。

(この頃、寛ちゃんは腎臓の機能が悪化するという理由で、ミルクをストップされ、3日間絶飲で、空腹で意識がもうろうとしていました。)

絶望のドン底でした…
涙が止まらず…頭がおかしくなりそうでした…
どうして我が子が…と胸が苦しくて、心が痛くて…
神様に祈る気持ちにすらなれず、神様を責めたい気持ちでした。

未熟児特有の数々の病気、先天性疾患…それだけでも試練が多すぎるくらいなのに…
寛ちゃんはこんなにも頑張ってるのに…どうして…

パパは仕事を切り上げてすぐに病院に駆けつけてくれました。

夕方17時半、パパが病院に到着し、夫婦揃って再度主治医の先生の説明を聞きました。

『例え難しい病気だったとしても、治る可能性はゼロじゃないし、絶望的って訳ちゃうねんで!転院だって、前に進む一歩やねんで!』
泣きつぶれる私に、パパはそう言ってくれました。

そんなパパが、夜の寛ちゃんの面会の時、空腹でグッタリする寛ちゃんの手を握り、ポロっと涙を流しました。
先生の説明も、私をなだめる時も、涙を流さず冷静を装ってたけど…
ホントはパパも、私と同じように、心がつぶれそうに苦しかったんだな…

その日の夜は遅くまで、パパと色々と話し合いました。
悲観的になる私に、パパは前向きな事をずっと話してくれました。

名前を『寛太朗』と決めました。
パパの名前は『寛人』。
『人』に2画足すと『太』の字になります。
『寛太朗』の中には『寛人』が入っています。
寛太朗にはパパがいつも付いている!
パパのような素敵な人になって欲しい!
パパよりも一つも二つも大きく、そして朗らかに明るい子に!!

その後、生後6日目に転院先決定。
生後7日目に転院。

生後27日目の事。
主治医の先生から話があり、転院後毎日してる採血の結果、腎臓の数値がほぼ正常になってきているので、腎不全の疑い及び、前の病院で言われた遺伝子異常の可能性は、ないでしょうと。
もう腎臓の心配はしなくて大丈夫ですよ!と言われ、涙が出るほど嬉しかったです。

と、こんな感じに日記には書けなかったけど、絶望のドン底を経験してました。。。

寛ちゃんは、1歳、1歳半の2回、先天性疾患の手術をします。
まだまだ乗り越えなきゃいけない壁はたくさんあるけど、ケセラセラ

END(写真や絵文字は省いています。)

寛太朗が今、元気なのは、あの頃の私から見ると、奇跡が起きたとしか思えません。
あの時に、移植をする事になっても、一生透析でも、小児ガンになっても…とにかく生きててさえくれればいい!と心からそう思いました。

今もその気持ちは変わりません。
温かい寛太朗を抱けるだけ、それだけで幸せなんです。

でもでも…人間って欲深いもので…
いつになったら笑うかな?いつになったら首が据わるかな?いつのなったら声を出すかな?
なんて、思ってしまってるのも事実ですが(笑)

寛太朗の先天性疾患の内容は理解してもらうのが、なかなか難しいのでmixiの方でも伏せさせてもらってます。

500人に1人の子が持って生まれる病気だけど…
寛太朗はその中でも、最も重度なタイプなんです。
ネットで同じ病気(重度)の人をいくら探しても、いません…。
それくらいにひどいです。

今日、辛い現実を目の当たりにして、生後5日目の主治医からの話で、寛太朗は長くは生きられないかも…もしかしたら死んじゃうかも…と荒れ狂って泣いた事が蘇ってきました。

今日天国に旅立った赤ちゃんが、天国で幸せに暮らせますように、心からそう願います。
そしていつの日にか、またパパ&ママのところに赤ちゃんとしてやってこれたらいいなぁ、って思います。

絵本

2008年09月26日 08時23分26秒 | 生後4ヶ月~
寛太朗にしてあげたい事はたっくさんあるんだけど、その中の一つが『絵本』をたくさん読んであげたいって思います。

寛太朗は極低出生体重児(1000~1500gで産まれた未熟児)なので、これからの成長ものんびりペースになるでしょう、と言われています。

体の成長だけでなく発達も。。。

小学校に入るくらいには、他の子に追いつくくらいかな?って感じで、きっと幼稚園とかでは、飛びぬけておチビちゃんだったり、幼かったり、他の子が出来る事が出来なかったりすると思います。
(幼稚園で働いていた時、実際にそういう子はいました。)

寛太朗が生まれてから、従姉妹が絵本をたくさん読んであげる事で、言葉の発達が早くなるよ!とメールしてきてくれました

絵本は、言葉の発達以外にも、想像力が身に付いたり、読み聞かせする事で集中力が身に付いたりします。

昔、我が家には大きな本棚があって、その中には絵本・図鑑などがギッシリありました。
それ以外にも、母親によく図書館に連れて行ってもらっていました。

だから思い出の絵本とかがいっぱいあって、今でも絵本が大好きです
『せんたくかあちゃん』『どうながのプレッツェル』とかは好きで何度も何度も繰り返し読んでたなぁ。。。

寛太朗にもそういう環境を与えてあげたいなぁ…って思います。

で、少しずつ絵本を買い集めています

幼稚園教諭をしていた時に、子ども達に人気があった絵本や、ママの好きな絵本…なので、赤ちゃん絵本が少ないけど(笑)



ママが一番~大好きな絵本は『どんなにきみがすきだかあててごらん』です。

チビうさぎと、デカうさぎが、お互いをどれだけ好きかを競い合うんだけど、とにかく内容が可愛いです

この絵本は19歳の誕生日に短大で仲良しだったアッチャンからプレゼントしてもらって出会いました。
それ以来、この絵本が大好きで何度も何度も読んで心が癒されてきました。

左のベビーブッグは妊娠していた時の誕生日にパパに買ってもらいました

幼稚園で働いていた時には、必ず毎年父親参観日の日にこれを読んで、子ども達にパパやママの事どれくらい好き?ってカラダで表現させて、次にパパやママにも、子どもをどれぐらい好きかカラダで表現してもらって

両手いっぱい広げて『これくら~い』って言う子。
何度も何度もジャンプして『これくら~い』って言う子。
教室中を走り回って『こんなに~』って言う子。
色々。。。

それを見つめるパパやママの嬉しそうな顔を見るのも楽しみの一つでした。

そして、パパやママの表現してもらうのがもっと楽しかった。

照れながら様々な表現をしてくれました。
子どもと同じ表現や、子どもを抱っこして高く持ち上げたり

自分の事どれくらい好きかカラダで表現してくれるパパやママを見つめる、子どものキラキラした瞳これがたまらなく好きだったなぁ。。。

いつか寛太朗とどれだけ好きか比べあうのが、楽しみです

生後133日、日々成長

2008年09月25日 20時58分45秒 | 生後4ヶ月~

9月25日(木)生後133日目、修正2m3d

体重 2450g(+4g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日も病棟に着くと今日の担当看護師MTDさんに抱っこされていました

今日はとってもよく寝て、とってもよく笑う一日でした

ママがカメラを向けた時にもニコニコ

MTDさんにも笑顔を振りまいて、初めて寛太朗の笑う姿を見たMTDさんは、本当に嬉しそうで、我が子の成長を一緒に喜んでもらえて、すごく嬉しいです

夕方から勤務のMEDさんが来ても、寛太朗はニコニコ

今日は今までで一番よく笑った一日でした
日々成長です

ブログに遊びに来てくださった皆様寛太朗の笑顔をどうぞ





生後132日目、への字口

2008年09月24日 21時54分09秒 | 生後4ヶ月~

9月24日(水)生後132日目、修正2m2d

体重 2446g(+18g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日は病棟に着くと、珍しくベッドでイイ子でスヤスヤと眠っていました
こんな日もあるんだなぁ。。。って思っていたら、ABさんに、ママが来る10分前まで大泣きでしたとの報告が…
泣き疲れて眠ってしまったようで…
『寛ちゃん~ママ来たよ~』って眠る寛太朗に声を掛けると、寛太朗はそう言えば泣いてたんだった…って思い出したように、口をへの字にして『フェ~』って甘え泣き

寛太朗のへの字口はたまらなく可愛いです(完全に親バカですが、なにか?)
今日は写真を撮ってなかったので、過去のへの字口の写真をどうぞ
泣く直前の顔
これが『への字口の寛太朗』
まだまだ序の口
泣き叫ぶ寛太朗…
泣くだけ泣いたらスッキリおちょぼ口


今日も看護師さん達&せいチャンママ&パパに笑顔を振りまいてました

『道』 『めぐりあい』

2008年09月24日 09時47分56秒 | 素敵な詩
『道』

長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道というものが
あるんだなあ

そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を
吐かないでな

黙って歩くんだよ
ただ黙って
涙なんか見せちゃダメだぜ

そしてなあ
そのときなんだよ
人間としての
いのちの根が
ふかくなるのは

『めぐりあい』

あなたにめぐりあえてほんとうによかった
ひとりでもいい
こころからそういってくれるひとがあれば  


どちらも相田みつをさんの詩です。

生後131日目、ニコニコ

2008年09月23日 17時47分09秒 | 生後4ヶ月~
9月23日(火)生後131日目、修正2m1d

体重 2428g(+12g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日も病棟に入ると寛太朗は、病棟イチの美人看護師MIさんに抱っこされてゴキゲンでした

パパが休みなので、パパも一緒に面会

今日もパパが全部やってくれたので、ママは楽チンな一日でした

パパの吸引練習は前回よりも上手に出来るようになりました。
でもでも、吸引が大嫌いな寛太朗は号泣&激怒
美人看護師MIさんに助けを求めて甘え泣きしてました(笑)

寛太朗はMIさんがベッドサイドに来てくれる度に、ジーっって見つめ続け、ラブラブ光線を出しまくってました

今日の午後はめちゃめちゃ機嫌がよくって、ママにもニコニコ笑顔全開でした~

そして、初めて、ちょこっとだけ声を出しました。
喃語(なん語)という程はっきりはしてないけど、これからちょっとずつ声が出せるようになるかな?
楽しみです

ゴキゲンだった寛太朗は7月末まで担当だったHDさんにも初めて笑顔を見せていて、HDさんがすごく喜んでくれました。
寛太朗の病院でのお母さん寛太朗の成長を見守り、喜んでくださいます。

午後、お友達のミィ君との2ショット写真
お友達との写真って初めて~


最近の好きなリラックス体勢
パパにべったり


パパに遊んでもらってゴキゲン

いつもドUP写真で大きく感じるかもしれないけど…
まだまだ超おチビな寛太朗です。

生後130日、修正月齢2ヶ月

2008年09月22日 23時02分11秒 | 生後4ヶ月~
9月22日(月)生後130日、修正月齢2ヶ月

(早産児は出産予定日からの修正月齢で成長を見ていきます。)

体重 2416g(+10g)

ミルク 1回45cc×1日8回(全注入)

今日も病棟に着くと、今日の担当MEDさんに抱っこされて、ママをお出迎えしてくれました

またまた泣いて抱っこを訴えたようです…看護師さん達には感謝、感謝です

今日はママにもニコニコしてくれました~

沐浴後にミルク、ミルク後にうんこチャンをたっぷりして、ゴキゲンだったようで、ずっと笑い続けてました

ちなみに看護師ACさんがノートに『朝もニコニコしました~』って書いて報告してくれてました

笑いかけてたときに撮れた写真がこちら
(う~ぅ~ん…ちょっとシャッターチャンスがズレちゃったから、満面の笑みではないが…)


今日は午後から看護相談というのがあって、行ってきました。

看護相談は退院に向けて、退院後に必要な物(医療用具)について、説明をしたりしてくれます。
普通はママだけで受けるのですが、寛太朗の担当看護師ABさんも一緒に付き添ってくださいました。

吸引の機械の値段の高さにビックリ…
5~7万円しちゃうんだって…
それも寛太朗の今の状態では助成は受けられず…実費負担…
パパに残業を頑張って貰わなきゃ!!

その他も色々とお金がかかります…
ミルクの注入の機械も通常なら1ヶ月1万円のリースなんだけど、それは先生がコチョコチョっとごまかして、使わない特殊ミルクを使う事にしてくれるそうで、助成の対象にしてもらえるそうです。

あとは、訪問看護も探してもらう事になりました。
寛太朗は経管チューブでの退院になるので、訪問看護を受ける事が出来るそうです。
週に1回、看護師さんが自宅に来てくださいます。
その日に週に1度のチューブ交換をしたり(看護師さんは見守ってくれるだけで、基本ママがやらなきゃいけません…なんでなんだ?って疑問です。)、寛太朗の様子を見ていただいたり出来ます。

でもでも…新生児の訪問看護を請け負ってくれる人が見つかるかが、問題のようです…。
一応、病院で市内で探してくれるそうですが、見つかるかどうか…。
(ちょっと前の退院したお友達が何人もの人に断られて、ギリギリまで見つからずでした。)
どうか、見つかりますように

今日は、(ん?今日も??)パパの帰りが遅いので、夕方からも病院に残り、面会してきました~

寛太朗が眠ったら帰ろう!って思っていたのに、そんな時に限って寛太朗のお目めはパッチリ
結局19時半まで病院に居座りました

たっくさんの時間、寛太朗と過ごせて幸せでした~

子は親の鏡

2008年09月22日 08時22分24秒 | 素敵な詩
「子は親の鏡」
ドロシー・ロー・ノルト

けなされて育つと
子どもは
人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと
子どもは
乱暴になる

不安な気持ちで育てると
子どもも
不安になる

「かわいそうな子だ」
と言って育てると
子どもは
惨めな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると
引っ込み思案な子になる

親が他人を羨んでばかりいると
子どもも
人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると
子どもは
「自分は悪い子なんだ」
と思ってしまう

励ましてあげれば
子どもは
自信を持つようになる

広い心で接すれば
キレる子にはならない

誉めてあげれば
子どもは
明るい子に育つ

愛してあげれば
子どもは
人を愛することを学ぶ

認めてあげれば
子どもは
自分が好きになる

見つめてあげれば
子どもは
頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば
子どもは
思いやりを学ぶ

親が正直であれば
子どもは
正直であることの
大切さを知る

子どもに公平であれば
子どもは
正義感のある子に育つ

やさしく思いやりをもって
育てれば
子どもは
やさしい子に育つ

守ってあげれば
子どもは
強い子に育つ

和気あいあいとした
家庭で育てば
子どもは
この世の中はいいところだと
思えるようになる

育ててくれてありがとう

2008年09月22日 08時09分42秒 | 素敵な詩
『育ててくれて、ありがとう』


  ボク、ママにぜひ
  つたえたいことがあるんだ。
  ボクをそだててくれてありがとう!
  ボクがここまでこれたのは、
  ママがいてくれたから。
  ママのこどもに
  うまれてきてよかった・・・・・・。

  ボクはほこのこよりも、
  よけいにママのてをわずらわせてきたね。
  なんとかここまで、せいちょうできたのも、
  ママとパパのおかげさ。ボクはそのことを
  いつもかんしゃしているんだよ。

  ボクはひとしれぬ
  ママのくるしみやかなしみを
  じっとみまもってきた。
  ボクはいつだって、
  ちいさなカラダのおくで、
  ママにがんばれ!がんばれ!
  ってさけんでたんだよ。

  ボクはしっている。
  いままでママがなんども、なんども
  くじけそうになり、たびたびうちひしがれてたことを。
  そして、ひとりぼっちで、
  なみだもかれはててしまうほど、ないたってこともね。
  ママがなきつかれて、ねむっていたとき、
  ボクはカラダからぬけだし、
  ママをそっとだきしめて、
  なぐさめていたってこと、しってた?

  みんなはボクのことを、
  いろいろときづかってくれるけれど、
  ボクはボク。ほかのみんなと
  すこしちがうところがある、
  ただそれだけさ。それがボクなんだ!
  ボクたちのことを、ハンディキャップをもった
  こどもって、ひとはよぶけれど、
  ハンディキャップというのは、ひとがそれぞれ
  もっている、さまざまな「じょうけん」のことなんだ。

  ボクがこのせかいにやってきたのは、
  このカラダをつかって
  どれだけのことができるか、
  じぶんのもっているちからを、
  ためしてみるためだったんだよ。
  そのためにボクは、さまざまな「じょうけん」を
  じぶんじしんにあたえたんだ。

  みんなだって、よくみると、
  ひとりひとり、ずいぶんちがうよ。
  すがたや、かおだちも。
  みんながおなじだなんて、
  そんなのおかしいし、
  ひととちがうってことのほうが
  あたりまえで、しぜんなことだよね。

  カラダは、ひとがこのよでいきていくための
  うつわのようなものなんだ。
  そして、どのようなカラダであれ、
  それをつかって、どんなじんせいをつくるか、
  どんなことができるか、だれもが
  チャレンジしているんだよ。

  ボクのなかまはたくさんいる。
  じぶんではいきができないこ、うごけないこ、
  しゃべれないこ、ゆびさきや、まぶただけしか
  うごかせないこ。
  たつことも、あるくこともできないこ。
  しんぞうがよわく、めやみみが、ふじゆうなこもいる。
  とつぜんこえをあげたり、じぶんをおさえきれず、
  あばれてしまうこもいるよ。

  でも、いろんな、こんなんをのりこえて、
  みんないっしょうけんめい、いきている。
  かぞくのみんなも、いっしょにがんばっているんだ!
 
  ボクらはくるしみにはまけないし、
  こわがったり、めげたりもしない。
  つらいことは、えいえんにつづかないし、
  ボクたちは、そのくるしみをのりこえる
  ちからをもってうまれてきたって、しっているから。
 
  「じょうけん」は、カラダのことだけじゃないよ。
  せいかくや、かんじかたや、かんがえかた、
  かぞくや、かていかんきょう、そうしたすべてが
  「じょうけん」として、それぞれの「かだい」として
  あたえられている。
  そう、ひとはみな、それぞれの
  じんせいのチャレンジャーなんだ!

  ボクがあえていまのカラダをえらんだのは、
  こんなんなじんせいにチャレンジする
  ゆうきとちからが、あったからだってことを
  りかいしてもらいたいんだ。
  それはママだって、おなじ!
  ボクをそだてるという、たいへんなじんせいに
  チャレンジしているんだよ。

  ハンディキャップって
  じつはなにかにチャレンジするための
  チャンスといってもいい。
  おおきなハンディキャップを
  かかえているひとや、そのかぞくは、
  チャレンジせいしんにあふれてる、
  すばらしいひとたちだ。

  ひとが、マラソンでながいきょりをはしったり、
  けわしく、たかいやまにのぼろうと
  してみたりするのは、なぜだろうね。
  ひとがそれぞれの「じょうけん」のなかで
  チャレンジするのも、それとおなじなんだよ。

  じつをいうと、ひとのじんせいって、
  1かいこっきりのものじゃないんだよ。
  だれもが、いままでなんども、なんども
  このよにうまれ、そして、さまざまなじんせいに
  チャレンジしてきたんだ。

  そして、そのときそのそきのじんせいを
  ともにすごすかぞくや、まわりのひとたちにも、
  それぞれのはたすべき「やくわり」が
  あたえられていて、みんなでともに
  せいちょうしようとしているんだよ。

  ボクはこのせかいでは、
  ふじゆうのようにみえるけど、
  ボクのほんとうのすがたをしったら、
  きっとママもパパもおどろくよ。
  ボクのたましいは、かんぺきさ!
  そのちからづよさと、かがやきを
  かんじてほしいな!

  ボクがこのカラダをえらんで
  このせかいにうまれたってことは、
  すごいことなんだ!
  そして、きょうまでやってこれたのは
  きせきかもしれない。
  ママとパパとみんなが
  こころをよせてくれたおかげさ。
 
  これから、ボクがどういきていくか、
  たしかにそれはたいへんかもしれないけど、
  ボクには、なかまがいるし、てだすけしてくれる
  ひとたちもたくさんいる。
  しゃかいも、すこしずつだけど、ボクたちのような
  チャレンジャーに、りかいをふかめつつある。
  そのためにも、ボクたちはがんばっているんだよ。

  いろんなひとが
  いろんなじんせいをおくっているけれど、
  どんなにくるしいじんせいだって、
  だれもがかならず、のりこえられる!
  だって、そのじんせいは、もともと
  それぞれのこころのおくふかいところで
  けいかくしたんだから。

  ボクがママのこどもにうまれたのは、
  ママにあいたかったから。
  ママのあいを、だれよりもひつようとしたから。
  そして、ボクがパパのこどもにうまれたのは、
  パパのゆうきを、だれよりもひつようとしたからなんだ。

  ママにそだててもらえて、
  ボク、ほんとうにしあわせだよ!
  ママ、パパ、ありがとう。
  ボクをたいせつにそだててくれて、
  ありがとう!

  これから、なんどうまれかわっても 
  ボクはママたちといっしょだよ。
  おたがいがんばって、それぞれの
  じんせいのチャンピオンになろうね!

    書籍名:『育ててくれて、ありがとう』
      著者名:葉 祥明
      出版社:サンマ-ク社
 

生んでくれてありがとう

2008年09月22日 08時06分44秒 | 素敵な詩
『生んでくれて、ありがとう』

 
  だいすきなママへ・・・・・・。
  ボクはこのことをどう、つたえたらいいのか、
  ずっとかんがえてきた。
  これからボクは、ママのこころに
  とてもたいせつなことをかたりかけるよ。
  ボクをうんでくれたママに、 
  ボクのこと、もっとしってほしいから・・・・・・。

  ママ、ボクがうまれたとき、
  ボクのカラダのことをしって
  おどろいたでしょう?
  ごめんね。ボクがみんな
  とすこしちがっているんで、
  しんぱいしたんだね。

  でも、ボク、ちいさいけれど、
  ほら、こんなにやわらかくて、あったかい。
  そして、いっしょうけんめいに
  いきようとしている!

  ボクのカラダは、
  けっしてまちがいや、ぐうぜんで
  こうなったんじゃないんだ
  もちろん、なにかのつぐないなんかでもない。
  ボクがほかのことちがうのには
  ふかいわけがあるんだ。
 
  なんだかボク、おかしなことをいってるみたいに
  おもうかもしれないけど、
  このカラダそのものが、ボクのすべてではなく、
  そのおくにいて、カラダをいかし、うごかしているのが、
  ほんとうのボクなんだ!
 
  ボクはしっていた。
  ママのおなかのなかで、このカラダが
  できるまえから・・・・・・。
  ボクが、どんなふうにうまれるかを。
  それだけじゃなく、これからさき、
  ボクがどんなせいかつをし、
  どんなじんせいをおくることになるのかも
  ぜんぶわかっていたんだよ。

  すべてをわかったうえで、
  ボクはママをママにえらんだ。
  なぜって、こんどのじんせいで
  ボクがチャレンジしようとしていることに
  もっともふさわしいカラダのボクをうけいれる
  おおきな、おおきなあいが、ママにはあったからだよ。
  ママもこころのどこかで、そうかんじていなかった?

  そう、これはボクにとって、
  たいせつなチャレンジなんだ!
  このせかいでハンディキャップをもって
  いきることが、どんなものであるかを
  けいけんするための・・・・・・。
  このカラダで、ボクはじぶんが
  どこまでがんばれるのかを
  ためすつもりさ。

  うまくいえないけれど、
  このカラダはボクじしんが
  のぞんだものなんだよ。だからママは、
  もうじぶんをせめたりしないでね。
  むしろボクは、ありがとうって、いいたい!
  こんなふうにうんでくれたママに、
  こころから、ありがとうって・・・・・・。

  ボクにとってたいせつなのは、
  じんせいのそのときそのときを
  いかにいきるかなんだ。
  ふつうのじんせいをおくり、
  あたりまえのせいかつをするには、
  ひといちばいのどりょくがひつようだけど・・・・・・。
  でも、これはボクにとって、
  とてもやりがいのあることなんだ。

  たしかにボクはいろんなこと、
  ほかのこたちとおなじようには
  できないかもしれない。
  でも、よおくみて!ボクはまいにち、すこしずつ、すこしずつ
  せいちょうしているよ! ママはわかるでしょ。
  あたりまえのことでも、ボクがこのカラダで
  はじめてやれたときのよろこびは、
  なにものにもかえがたいものだよね!

  ボクがせいいっぱい、いきることで、
  みんなにつたえられることがいっぱい
  あるとおもうんだ。
  いきること、あいすること、
  いのちのすばらしさ、ふしぎさ・・・・・・。
  それを、ママやパパや、きょうだいたち、
  まわりのひとたちにかんじてもらえたら、
  ボクはとてもうれしい!

  それから、みんなのたすけがひつような
  ボクのようなにんげんが、このせかいには
  たくさんいるんだということを
  おおくのひとにしってもらうことも、
  こんどのボクのじんせいの
  たいせつなもくてきのひとつなんだ。

  でも、じつをいうと、だれもがなにかの
  ハンディキャップをかかえていきている。
  あかんぼうも、わかものも、おとなも、おとしよりも、
  せいかくだって、かおつきだって、たちばだってさまざま。
  かんぜんなひとなんていないんだよ。
  そうなんだ、ひとはみんな、
  なにかしらのハンディキャップがあるからこそ、
  おたがいにきづき、まなべることが
  たくさんあるんだ!
 
  ママ、ボクをみて!
  これがボク、ありのままのボク。
  だけど、ママ、これからさきのことをかんがえて
  おそれないで!あきらめないで!
  なにがあってもだいじょうぶ。
  このよにおこることには、すべていみがあり、
  むいみなことなんか、なにもないんだ。
  おおきな、おおきな、みえないちからをしんじて、
  あんしんして、このことをうけいれればいいんだよ。

  つらいときには、そこからすこし、はなれてごらん。
  そうすると、みえなかったものがみえてくるよ。
  くるしみのなかにも、よろこびややすらぎがあり、
  うつくしさだって、すくいだってあるよ。
  しんぱいしないで。
  すべては、なるようになっていくからね。

  もちろん、ボクだって、これからさき、
  うなったり、ないたり、おこったり、
  はがゆいおもいをしたりもするかもしれない。
  でも、そんなボクを、こころのふかいところで
  じっと、みまもっているもうひとりのボクがいる。

  ママもそうだよ。なやんだり、
  かなしいおもいをしたりしているママを
  ふかいところではげましたり、なぐさめたり、
  やさしくみまもっているそんざいがいる。
  だからママは、けっしてひとりぼっちなんかじゃない。
  じぶんひとりで、くるしみをぜんぶ
  ひきうけなくてもいいんだよ。

  ボクはママをしんじている。
  はじめはたいへんだし、つらいだろうけど、
  そのうち、ママはボクのためにもつよく、
  たくましくなっていき、
  もう、どんなことにも、なきごとをいわなくなる。
  むしろ、ボクのようなこどもをもったことで、
  ほんとうのあいや、いのちのすばらしさをしり、
  おもいやりぶかいひとになるだろうって。

  ボクにとっても、ママにとっても、
  まわりのみんなにとっても、
  このいっけん、ふこうにみえることも
  じつは、そうぞうもつかないほどの、すばらしく、
  かんどうてきなドラマだって、いずれは
  おもうはずなんだ!
  
  ボクのねがいは、
  ママがだれにもひけめをかんじることなく、
  むしろほこりをもって、いきてほしいってこと。
  きそいあったり、くらべたりするせかいとはちがう、
  おだやかで、おもいやりにみちた、やさしいせかい。
  それが、ボクのいきているせかいなんだ。
  ママも、みんなも、すこしずつ、
  そのことがわかってくるはずさ!

  たいせつなのは、ボクもママも
  いま、いきているってこと。
  すぎたことをくよくよかんがえたり
  さきのしんぱいなんか、しなくてもいいんだよ。
  ボクといっしょに、このいちにち、いちにち、
  いっしゅん、いっしゅんを
  ひたむきにいきようよ!

  ママ、ほんとに、ボクをうんでくれて、ありがとう!
  パパ、ボクをうけいれてくれて、ありがとう!
  みんなで、とくべつの、とびきりのじんせいを
  あゆんでいこうね!

    書籍名:『生んでくれて、ありがとう』
      著者名:葉 祥明
      出版社:サンマ-ク社