北の風音

北海道から季節の話題や風景を綴ります。

今日の一枚(エゾニュー)

2017年07月24日 | 山歩き

 昨年7月、海の日の利尻島での一コマです。

利尻山登山の前の日、自転車を借りて島を半周してきました。

海岸線には数多くの草花が咲き誇り、一段と背の高い「エゾニュー」が

目立っていました。

昆布干場の砂利には高山植物の「リシリヒナゲシ」も咲いていて、

利尻島ならではのサイクリングを楽しみ?ました。

海岸線を走る道は「楽勝」と思ったのですが、以外に高低差があり

復路は強力な向かい風も相まって、足はパンパン「半べそ」状態でした。

 

 

 

エゾニュウはセリ科・シシウド属の一種。

草丈1-3mの多年草。直立した太い茎は、上部でいくつも枝分かれしている。

葉は2-3回3出の羽状複葉。7-8月に花を咲かせ、散形花序となる。

和名の「ニュウ」はアイヌ語の「苦い」に由来する。

(Wikiより)

 

 


今日の一枚(オオヒラウスユキソウ)

2017年07月24日 | 山歩き

一昨日、島牧村の大平山(おびらやま)に行って来ました。

目的は、ヨーロッパのエーデルワイスに近い品種といわれる「オオヒラウスユキソウ」見たくてでした。

北海道ではここと夕張山系のキリギシ山にしか見ることができません。

(キリギシ山は厳しい入山規制があるため簡単には行けません)

9年前に行った時には、時期が早くて山頂に2株だけでしたが、今回は標高970m付近でもたくさん咲いて

いて楽しむことができました。

ただ、登山道がとてもワイルドで背丈の高い草が覆い被さり足下が見えず、急斜面も重なり滑って何度も

コケてしまいました。

無理をせずウスユキソウを見て引き返してきましたが、体力の衰退も実感しました。 

 

 

大平山

島牧村にある山。山頂部や尾根の南斜面には石灰岩が露出している。

アイヌ語ではオピラシュマ「川奥に岩や崖がある」で、ピラコアンペツの

川の名から転訛したものという。

山頂へは直登する沢が目印だ。ガロ沢との間の尾根に踏み跡がある。だが

ブッシュに覆われた分かりにくい道で、涸沢の急な登りから次第にジグザグ

が多くなり、その先で草原になる。

 岩が現れ始め、標高1100m付近からはオオヒラウスユキソウが、

岩壁や崩壊地に目についてくる。頂上直下で道は切れ、ブッシュをこいで山頂へ。
厳しく自然を保護するため、国の自然環境保全地域に指定されている。
(Yamakei-online HPより)