丁寧に作るというか、攪拌命！

　カボチャフレークを15グラム、牛乳を150ミリリットル。
　小鍋に入れて、弱火から中火。
　小さな攪拌の道具を用い、ただひたすら混ぜる。
　飛ばさないように注意しながら……。

　野菜フレークでは簡単なスープを作ることができると大体歌う。
　ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシでは。
　サツマイモでもできるとは思うけど、大体羊羹になってたね。一度パンに載せたけど。

　このスープの弱点、フレークって別に水に溶けるわけではないってことだよね。溶けてないよね？　混ざってるだけだよね……たぶん。

　だから、私は以前、穏やかに混ぜて、沸騰近くまでは行っていた。
　ただ、カップに入れると大体分離していた。熱くて飲めないし。
　まぁ、仕方がない、混ざらないもんね。

　大望のトウモロコシの裏面、攪拌しながら温めるってある。
　……そうか、攪拌……力いっぱいしてみよう……と、考えるに至った。

　結果、カップに入れても混ざっていた。
　そして、綺麗に飲み干せた。

　ただ、作る際、温度がわかりづらくて、ぬるい。
　まぁ、ぬるい方が飲みやすい。
　でも、もう少し温かいと嬉しい……。

　修業あるのみ、ということか。