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08年2月長崎・福岡の旅(その10・グラバー園を訪問)

その9から続く

さて終点の石橋電停で路面電車を降りグラバー園に目指します。
案内板に従い住宅地を1~2分歩くと、目の前に謎の?巨大構造物が現れます。



これがグラバースカイロード(の下側)
グラバー園に入るには以前は大浦天主堂近くのゲートから入場するルートのみだったのが、平成14年にこのスカイロードが新設されて、新ルートが登場したそうです。

内部はエスカレーターではなく(だったら怖い)斜行エレベーターという、珍しい斜め移動のエレベータになっています。
斜面上に建っている建物などに設置される事があるようですが、ここは全国初の公道として整備されたものなので、誰でも自由に乗ることが出来るそうな。




乗場は駅やマンションのエレベーターと変わらない雰囲気です。
左側のモニターではエレベーター内の様子が映し出されています。
見ていたら最上部で人を乗せて下降する映像が見れました。なんか面白いような

どんな構造になっているのかとドアの窓から覗いてみましたが、普通の上下移動のエレベータと似ているような違うような・・・よく分かりません(^^;;

1基で往復しているので少々待つ感じですが、下まで降りてきたので乗り込むとします。私と一緒に6~7人乗り込むもみな地元の人ような感じ。
ここからグラバー園に向かうルートはまだ知名度が低いようで。

このスカイロード経由だと珍しい斜行エレベータに乗れるのと、園内から見れる景色とは違った山側のすり鉢状の地形に密集した住宅地の様子が見れるのでお勧めです。
それにして長崎は凄い。坂が多い街とは聞きますが、別の顔を見た感じです。

ちなみに下側が1階・最上部が5階と称しているようです。
途中に2箇所周辺住民向けか停車できるようになっていました。



さて斜行エレベーターを降りた後は上下移動の垂直エレベータに乗り換えてもう一息?上ります。



ということでエレベータ?2台を乗り継いでグラバー園第2ゲートにやって来ました。
グラバー園最上部で結構高い場所ですが、電車を降りてから殆ど歩かずにらくらく到着です。
600円の入場料を払い早速入場します。

ここは修学旅行の時は訪れていないのですが、後でママに
「長崎に行ってグラバー園に行ってないとはなんと勿体無い・・」
と長崎の話題が出るたびに何回も言われていたので、そんなに凄いところならどんなものか是非行ってみよう。という事で今回来た次第です。

私が入った第2入口が最上部。ここから斜面に整備された園内を散策しつつ下に降りながら見学を・・・という感じです。
メインの入口から入った際は、動く歩道のようなものでこの近くまで上って来れるようです。

斜面にある庭園ゆえに長崎港周辺の景色がよく見えます。



港には元青函連絡船の大雪丸の姿も・・・
数年前までホテルシップとして活躍していたそうですが、老朽化や種々の問題の為に閉館になったそうです。営業していれば「長崎の宿はここに決まり!」だったのですが残念なものです。

湾内には軍艦も停泊していて、さながら横須賀を思い出すかのような・・・
見づらいですが、左上のドックには建造中の船の下半分らしいものも見えます。



遠景の山上には、先ほど訪れた稲佐山の展望台が見えます。
あんな高いところにいたのか・・・とちょっと驚き。

稲佐山からの景色もよかったですが、グラバー園からの眺めの良いです。
グラバー園を一言でいえば、
「長崎の景色を楽しみながら散策しつつ洋館の見学も楽しめる」
と言ったところでしょうか。

長崎の観光名所として有名であり、「長崎に行ってグラバー園に行かないのは勿体無い」と言われた意味がよく分かります。
長崎に行かれる際には是非お勧めしたいで場所です。




洋館がメインなのか景色がメインなのか・・・という感じですが、園内はよく整備されていて撮影スポットが豊富です。
500円で撮影向けにレトロな衣装(ドレス)とかを貸してくれるサービスも発見。次は是非挑戦してみたいものです。ちなみに男性用や子供用の衣装もあるそうです。

園内には幕末から明治初期に活躍したという貿易商のリンガー氏なる人物の邸宅もあり、リンガー氏のことは始めて知りましたが、チェーン店の「リンガーハット」は人名が由来だったのかと・・・と小さな?発見が。

出口近くには「長崎くんち」の展示館があり入口には「撮影は自由です」というような案内板が・・。
普通「撮影禁止」のところはその旨の看板がありますが、「撮影許可」の看板は珍しいです。「是非記念に撮ってください」ということなのかな?と思ったり・・。

出口を出たところには土産物店が並んでいて店の人が呼び込みしている観光地らしい風景が・・。
カステラを売っている店で、底にザラメ砂糖が埋め込まれているカステラを試食したら、ザラメが美味しかったのでお土産に買ったら結構好評でした。値段もお手軽でラッキー。
さらに300円で小さい名物のビードロ(ガラスの笛のようなおもちゃ)を買ったり、昨日のハウステンボスに続きお買い得感のある品に弱い弱い。

近くにあるやはり観光名所の大浦天主堂は外観だけ見て済まします。
入館料ケチったとかじゃなくて時間が・・・
ここで既に13時を回りちょっとやばくなってきました。



大浦天主堂下~石橋の単線区間を走る路面電車

写真を撮りながら一区間歩いて石橋から再び路面電車に乗車するとします。


****
グラバースカイロード(長崎市)の概要
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/douro/skyroad.html

08/3/31 2:28UP

<次回に続く>

コメント一覧

きよぴ
http://kiyop.com
>麓側の斜行エレベーターは待ち列が長かったので、
>隣にある階段を延々と上っていきました

私の時は、自分以外地元の人状態だったので待ち列には驚きですが、それ以上にあそこを歩いてのぼったというのは驚きですよ。

大浦天主堂の中に入りましたか~。
次回は是非訪問したいものです。明治村にある京都から移築したという天主堂は訪問した事があるのですが・・・(^^;;

DK-Kawachi
http://dkkawachi.blog58.fc2.com/
>グラバースカイロード

先日の九州遠征で行ってきましたが、麓側の斜行エレベーターは待ち列が長かったので、隣にある階段を延々と上っていきました。
#詳細は今月月中旬に順次アップする予定です。

大浦天主堂はグラバー園とセットで入りましたが、グラバースカイロード→グラバー園→大浦天主堂の順だと、3者の出入口の位置関係からスムーズに回れませんでした。
本来なら大浦天主堂→グラバー園→グラバースカイロード→石橋電停順でまわると効率よく回れるようです。

ちなみに大浦天主堂は建物の外側は撮影できますが、内部は撮影禁止です。
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