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その6】「箱根旅助け」で箱根旅・十国峠に(2021年11月)


さて2日目、11月15日月曜日です。昨夜は23時台に寝た上にサメを抱いてぐっすり眠ったので6時40分頃には目が覚めました。
普通、夜にお風呂に入ったら朝にもう1度入ることはないのですが、せっかくなのでもう1回入ることにします。

その前に館内の様子を紹介します。



廊下の様子。昔ながらの味がある雰囲気ですね。
ちなみに階段の途中には色々な芸能人のサインが飾ってありました。ドラマや映画の撮影でも結構使われているようで・・。



客室の入口
木の枠の格子のような扉があって二重扉?のようになっています。
客室はここに1~3号室が並んでいます。客室はこの階の反対側とお風呂ある階にもあるようですが、今使っているのはこの3部屋のみな雰囲気。

今回の部屋は月1号室。客室前の引戸には後付けで鍵が取り付けられていて、チェックイン手続き時に渡されます。

トイレは階段を上がってすぐのところに。昔ながらの男子小用便器と個室が並んでいる構成。個室の方は扉は昔ながらですが、中は今風の綺麗な洋式便器にリニューアルされています。こういう古い昭和の時代の施設はトイレが不安だったりしますが、現代的にリニューアルされているのは安心ですね。

昨夜は手前側の広い方のお風呂に入ったので、今回は奥側の「扇風呂」と表示された方に入ります。



写真で見ると狭そうに見えるかもですが一人で入るなら十分な大きさ。
昨夜に較べるとこちらは湿気もなく、熱くもなく丁度いい温度。時間的なものか構造的なものなのかな??
写真では写っていない右側の壁には鯉のような魚のタイル絵がありました

さて部屋に戻って出かける支度をするとします。



部屋の展望台、サメくんにはちょっと窓が高いかも


隣の建物の屋根には屋上物干し台?が
こういうの戦前期~戦後高度成長期頃のドラマや映画では見るものの、高度経済成長期以降は見ないですよね。屋上に上がれるのも便利というか楽しそうなのに。

さて9時頃にチェックアウトして出発です
6時40分に起きたとはいえ、お風呂に入ったりなんだかんだ時間がすぐすぎる。折角の部屋の展望台からの景色も楽しむ間がないです。もっと日没が遅い時期に来たいかも。


熱海駅9時18分発の元箱根行きのバスでスタート。乗客は20人弱ぐらい。結構乗ってますね



このバスの運転手さんは陽気な人?で銀座バス停のところで「この先左側2本だけ桜が咲いています。寒くなると咲く10月桜ですね」など観光案内が入ります。
確かにみるとバス停近くに桜が咲いている!!この季節に桜が咲くイメージがないのでまるで人工の花かと思えるような。

昨日の元箱根発熱海駅行とは経路が違うようで笹良ケ台の住宅地の中は入らず進みます。途中「中銀」の表示がある古そうなリゾートマンションがあったり・・新橋の「中銀カプセルタワー」の中銀??

熱海駅から40分ほどで十国峠登り口に到着。熱海市街で数人降りたものの15人弱ぐらいはここまで乗車。
「十国峠からは天気によるものの運がいいとスカイツリーが見える」「十国峠のフリーきっぷの人はこの先箱根方面は別料金」と案内が入ります。
見ると熱海から乗車していた高年齢な一団は「絶景富士山フリーきっぷ」という熱海から十国峠往復のケーブルカーセットの企画乗車券を持っています。


十国峠登り口のバス停はドライブインの建物の熱海寄りにあって熱海行箱根行き両方向ともにここに着発。本来道路反対側になる箱根方面でも道路を渡らずすぐに乗れるはいいですね。

ここに来るバス熱海駅~元箱根間の路線で日中のみ1日6往復。
本数が少なく最終便早いので要注意ですね
高速道路のサービスエリアかのようなドラインブインといい、車で来る人が主体のようですね。



早速ケーブルカーで十国峠の山頂を目指します。
ケーブルカーは毎時0・15・30・45分発の15分間隔での運行
シロガネーゼな車両に乗ります。



車内の様子。この折り戸がまたレトロな雰囲気ですね。
1956年の開業時からこの車両を使っているそうです。



四種類のブレーキを装備しているのでケーブルカーが怖い人でも安心??
「ロープが切れたらどうなるの??」とか質問が多いのかな??



グングン登ります



中間地点で反対車両とすれちがい。こちらは「白金」向こうは「十国」

3~4分ほどで終点の山頂駅に到着。あっという間ですね



早速顔出し看板に挑戦
おぉ~い、おれは犬じゃないぞ~



十国峠の山頂は天気も良く絶景が広がります。
昨日の駒ケ岳山頂とはうってかわって風も殆どなくて一安心。といっても「急に突風が吹いたらどうしょう?」と心配になり撮影を手早く済ませます。


十国峠という名前は旧国名で十個の国、「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」 が見えることに由来しているそうです。もっとも信濃など遠くの国は山の稜線で見えるということのようで・・。
この日は天気も良く十国峠と呼ぶだけあるというぐらい景色がよく見えます。もっとも一部雲が出ているようでスカイツリーは見えませんでしたが、見えることがあるというのが凄い!


写真の左に見えるのは沼津の街並み。その先の駿河湾を挟んで遠くに見える半島のような影が遠江の国



足元にはこの方角で見える国名が表示されています。



2021/12/11 23:26(JST)
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