さすがに、家で寝て過ごすのもどうかと思い出かけることにしました。
5月2日の記事で「箱根に行ってみようかと思ったものの・・・・」とか書いたものの・・
2日夜のテレビ番組を見ていたら絢香さんの「ゴールデンウィークは箱根に行きたいかも」発言が
影響されたわけではないと思いますが、箱根にちょっとだけ行ってきました。
3日夜、寝ている間に
小田原に行こうとしているのに、なぜか逆方向の列車に乗ってしまっていて、気がついたら秦野駅
慌てて降りたら、発車メロディがなんと「Jewelry day」のサビ（絢香さんの曲・しかも着うたみたいな感じで歌つき）だった。
という夢を見たので、これはやはり箱根に行った方がいいのだろうかと思い始め・・・。
実は、昨年3月にデビューした小田急の地下鉄直通ロマンスカーことMSE（60000形）にまだ乗ったことがないので、せっかくだから乗りに行きついで箱根湯本辺りまで行ってみようかなと・・・
乗ろうと思えばいつでも・・・・というか「乗りに行く用事」を作ればいいんですが、なんかそれも微妙だな～と思っていたら、なかなか乗る機会がなく・・・という感じで1年経過してしまいました。
なので、やはりこの際ちょっと行ってみるかと。
小田原～箱根湯本間は、200円払えば空席利用で予約しなくてもロマンスカーに乗れるので手軽に乗れるのです。
ちなみにMSEが小田原（箱根）に来るのは小田原11時頃の1往復と17時前の1往復。（休日ダイヤのみ）
11時のは時間的に無理だったので2本目狙い。
「まぁ夕方の小田原発なら空いているだろう･･」
ということで、2本目・小田原16時38分発の「メトロはこね23号」狙いで行くことにします。
ということでまずは新松田駅から小田原に向かうことに。
逆方向の列車に間違えて乗ることもなく・・・普通に到着。
小田原駅の小田急線改札前の案内掲示
連休中とはいえ15時でケーブルカーやロープウェーが30～40分待ちなのはビックリ。
でもバスの小田原駅～箱根湯本駅100分というのは
逆に本当かなぁ？という感じ普段なら20分ぐらいで行くはずなんですが・・・
これでも往時に較べれば、登山電車の3両化・ケーブルカーの2両化・ロープウェイの大型化で改善されているはずなんですが・・・。
さて小田原駅に着いたのが15時30分過ぎ。
まだ1時間ほど余裕があるので、駅ビルや街中を少しふらふらとして時間をつぶします。
駅近くのドトールでアイスティーをタンブラーに入れてもらってたら「マイタンブラーの持参歓迎」のようなPOPが・・でも値段一緒なのが残念な。
湯本まで行って戻ってくるのもあれなんで、折角だから一区間ぐらい登山電車に乗ってみようかな？
ということで、塔ノ沢まで350円のきっぷを購入。
ホームに降りると先行の16時32分発の各停が11番線に停車中。
係員さんに「箱根方面へはあちらにご乗車ください」と案内されますが
「次の特急に乗りたいので特急券ください」というと
「発車時刻近くになったら発売するのでお待ちください」とな・・・。
入線直前になって別の係員がやってきて、200円払って特急券を購入します。
後4両の切り離し作業・・・を見ていたら乗り遅れそうなんで、早々と乗り込むことに。
入線する時に見ていたら、驚くほどにガラガラ。
小田原到着前の状態で誰も乗っていない車両がちらほら。
人が乗っている車両でも4～5人とかそんな感じ
小田原停車中なのにこんな写真が撮れてしまうほどガ～ラガラ。
誰も乗っていない5号車に乗るとします。
この列車、北千住・大手町・霞ヶ関・表参道・町田と止まって次は小田原。
連休中にこの乗車率じゃ本厚木に止めるべきというか、止めない方がおかしいんじゃないかと。
こちらは「座席券」なる、小田原～箱根湯本間のみの特急券のようなもの。
「小田原→箱根湯本」なのに箱根湯本駅発行だったり、列車指定がなかったり結構面白いですね。
テーブルはインアームテーブル
座席が硬いかな～という感じでしたが、一番気になったのは
「窓の下辺が随分高い
」最初テーブルが低いのかと思ったぐらいですが、そういうわけでもなさそう。
窓の下辺が低い371系（肘掛の上面より低い）に乗りなれているせいもあるかもですが・・・
窓の下辺をもうちょっと下にしてもいいような？
というか子供が座ったら外が見えるのだろうか？という感が
風祭で混み混みの各停・入生田で数分停車して上りの特急と行き違い。
15分ほどで箱根湯本に到着です。
こちらは箱根湯本駅にて
いまいち中途半端な写真になっちゃいましたが、写真撮っている人が多くて場所がきつかったです。
お次は登山電車に乗り換え。
サンモリッツ号・2000系の2両編成です。
並ばずに最後の方にに乗ったにも関わらず、「2両目の運転室直後で進行方向に向かって左窓側」という美味しい席に座れてしまったので、次の塔ノ沢で降りる予定を変更して大平台まで行くことに。
車内で乗り越し精算をして、塔ノ沢と大平台の差額80円を払います・。
箱根登山鉄道のきっぷは戻らない限り途中下車し放題のはずなんですが、最初に買ったきっぷも、補充券の裏面にも「下車前途無効」の文字が・・・。
以前に強羅→小田原のきっぷであちこちで途中下車して、遊びながら乗った覚えがあったんですが
今は制度が変わったのかもですね。
箱根湯本駅を発車してすぐに80/1000の急勾配が。
車両の前と後で明らかに高さが違うのが分かるぐらいの状態です。
とはいえ、やはり面白いのは塔ノ沢駅を出てから？？
最初のスイッチバック地点の出山信号所。
箱根登山鉄道のスイッチバック地点は、全部片渡り線X2で両渡り線（シーサス）じゃないのが謎ですね。
3両化するときに両渡りにしてスペースを稼ぐのかと思いきやそれもなし・・・。
車窓をみると、さっき通った早川を渡る鉄橋が見えます。
逆にこの橋を渡っている時にはこの出山信号所が見えるのですが、単線区間なので基本的に線路は見えても走っている電車が見えるわけではないのが残念。
ダイヤが乱れた時とかは見れるのかな？？
なので、「さっき通った」「これから通る」ところが見えることを知らないと、分かりづらい感じが・・。
柵になにやら注意書きがあると思えば・・・・
凄い怖い事が書いてあるのにも関わらず、怖さを感じさせないようなポップな掲示が。
『カプッ』と噛まれればあのよ行き
」って・・・深海鮫ラブカを思い出すような・・・いやラブカだってリアルでは遭いたくないぐらい怖いんだけど。
＜次回に続く＞
09/5/5 15：54UP
