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【その3】まぐろきっぷで油壺マリンパークを訪問(2021年5月)


さて引き続いて油壺マリンパークです。
当初の予定では14時30分頃のバスで城ヶ島に向かいそこで昼食にする予定でしたが、14時15分の円形水槽の魚の餌付けも見ることになったので、城ヶ島での昼食は時間的に難しくなってきました。

まぐろきっぷの食事券は三崎港や三浦海岸駅周辺のお店で夕食の時間帯でも使えますが、お腹が空いて来たのでマリンパークの食堂で昼食にします。
まだ12時30分前。朝は家でメロンパンを食べて横浜でホットドックも食べたはずなんだけど・・。


こちらが食堂。ログハウス風の外観でテラス席もありました。
食券を購入してカウンターで渡して番号札を受け取り呼ばれたら取りに行くというセルフのカフェテラス方式。
昼時とはいえ平日なので空席は十分あったものの厨房は混雑しているようで待ってる人が多かったような。



まぐろきっぷの食事券で引き換えた鮪づくし丼
まぐろ丼と鮪の角煮、あおさみそ汁付で定価は1600円
差額追加で三色丼や特盛丼にも変更できるようですね。変わり種メニューとしては鮪ラーメン900円などもありました。

ちなみにご飯は酢飯ではなく普通の白飯
そこまでまぐろを食べたかったわけでもない・・というのあるのですが、セット券で引き換えたからいいけど定価の1600円出すなら他で肉系の定食(ステーキとか笑)を食べた方がよかったかな?という印象でした。



さて食後は13時からのイルカアシカショーを見学します



入口ではアシカの人形がお出迎え
しかし階段が結構急で昭和の設計感がでていますね



イルカアシカショーの会場はシネコンのように階段状に配置されたベンチに座ってみる劇場型。階段が急なこともあって前の人の頭が気にならずに見れるようになっています。
面白いのは開演直前に一度幕がしまり完全に水槽が見えなくなります。開演と同時に幕が上がり文字通り開幕するというまさに劇場スタイル



今回のショーはペンギン武将が天下統一を目指すという戦国時代風
ショーは季節ごとに代わるらしく、昔子供の頃に京浜急行の広報詩に「夏のショー:海賊島の冒険」的なのがよく載ったのを覚えています



剣豪のアシカが木刀をうまくよけたり真剣白刃取りを披露します



大ジャンプを披露

イルカの芸はよくみますがアシカの芸が披露されるのは他で見た覚えがないような・・。アシカの真剣白羽取りの他に、アシカがオルガンを弾いて水戸黄門のテーマ(ああ人生に涙あり)を演奏するショーも披露されました。

全体で25分ほどのショーでしたが最後の「もし本当にペンギン武将が天下を統一していたら生き物たちに優しい世界になっていたのであろうか」という台詞は深いものです。

水族館のイルカショーは近年になって特に欧米では動物福祉の観点から問題視されるようになって、油壺マリンパークも「和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカの入手」を続けるために2019年にJAZA(日本動物園水族館協会)を脱退しています。
色々と難しい問題ではありますが、水族館のイルカショーがあるからこそイルカの魅力に触れることでスーパーで売っているイルカの切り身を見て嫌悪感を感じるなど、「犬や猫と同じくイルカは食べるものではない」という感覚が養われるという側面もまた無視できないのではないかと思います。



先端部にある潮風校舎。ここは休憩所の他に売店で買った手作りキットを作ることが出来るよう。



屋上は展望台になっていて海辺の景色を楽しめます。
真下に見えるのはドッグラン



魚の慰霊碑
魚たち ここに眠る たとえひとときたりと
同じ館に 生を共にした わが友 魚たち
そっと 目をとじて この塔に 向かえば
過ぎし日の 想いが 走馬灯の ように
浮かんでくる

水族館の慰霊碑、感じ入るものがありますね



ペンギン島
繁殖期間中だとかで一部分に覆いがされていました



アシカ島では餌やり解説。サメ優先で回るのでこの写真を撮った程度で次に

他にカワウソの展示やみうら自然館として三浦半島の生き物、カメやメダカ、カエルなどを展示している建物もありました。



小さい子が喜びそうな遊具コーナーも。
よくあるパンダのライドもありましたが、どうせならサメのライドも・・・、いやサメが四足歩行のライドになるのは無理があるかな??

ということで本日見学2回目14時15分の円形水槽の魚の餌付けを見学。
この回はサバの切り身など大きなサメのエサをあげるそうなんですが・・・

お腹が空いていないのかなんなのか・・・サバの切り身が投入されてもサメ達はあまり関心を示さないようでよけて泳ぐような状態。結局底に落ちたのを底でじっとしているノコギリエイが喰うという感じで・・・前回の記事で紹介した「サメの見分け方動画」のような迫力ある捕食シーンは見れませんでした

ずっと動画を撮っていたのに・・・ということで迫力あるシーンを撮れなかったのと、動画は11時45分の回の時の方が写りが良かったので、11時45分の時の動画を紹介します



14時15分の回は水槽に近づきすぎたのかフォーカスがイマイチで・・

解説でサメが小さい魚を襲わないようにお腹がいっぱいになるように量を考えて餌をあげている。と言っていたので、満腹気味だったのかも



鼻先に何かついてる??オオメジロザメ
オオメジロザメは危険ザメベスト3位に入るサメ。日本ではここと沖縄の美ら海水族館にしかいないそう

水槽の底にはサメの歯が落ちているという話でしたが、多少それらしきものがあったもののあまり見当たらなかったです。掃除したばかりだったのかな??



上下ですれ違い



最後に引きで円形水槽の雰囲気を・・。
昔は全国有数の規模だったようですが巨大水槽の水族館があちこちにできて見劣りがしてきますが、くるくる一周かそれ以上回れるのは特徴的ですね。

15時30分のバスで城ヶ島に向かうのでそろそろマリンパークを後にします。
次回は最後にショップコーナーを紹介します



2021/5/20 2:01(JST)



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