能面ヴィオラ

最近、能面教室に通い始めました。能面とヴィオラにはいろいろ意外な共通点が!

ウェアラブルメトロノーム

2017年08月26日 | ヴィオラ

たまたま広告が目について、衝動買してしまった「ウェアラブルメトロノーム」というキャッチコピーのSoundbrenner Pulse

本体は、ちょうどmacaronくらい。(クリームの上だけの部分という感じ。食べたことはないですが。)

振動でテンポを伝えるのですが、ケータイのバイブとほぼ同じ部品を使っているようです。多少は強力かな。

私は使いませんが、MIDIシーケンサーか何かを通して、5台まで同期できるという特徴があるようで、そういうバンドなどの練習には他に選択肢がないかもしれません。光の色や振動のパターン(強弱の組み合わせなど)もいろいろ設定できるようですが、1拍子のビートさえ伝わってくれば十分という気もします。

きょう、ヴィオラの練習で使ってみました。はっきり言って、期待以上でも以下でもない。という感じでしょうか。

本体を密着する部位で感じ方が変わるのでいろいろ試してみました。

左上腕だと練習中にも操作しやすいですが、ときどき振動を見失ってしまうことがありました。
お腹も、肌に密着させると振動自体は感じやすいが、直接本体で操作することは不可能。(BlueTooth経由でスマホからコントロールするとことになります。)そもそも肌に密着させようとすると取り付けが大変。(今日は骨盤上部の骨の部分に当ててみました。)オプションのベルトがあるみたいで、それを使うと装着しやすいかもしれません。服の上からだとうまく感じ取れるかどうかはわかりません。

振動を骨に伝えたほうがビートがクリアに感じ取れるだろうということで、スネに巻きつけてやってみました。(メーカーの動画で、ヴァイオリン練習している動画で、足に取り付けているのが見えました。)

ただ、動いているうちに下にずり落ちるかもしれません。ビートは感じ取りやすいです。

さて、実際に練習してみての感想です。

振動でビートを感じること自体は、それほど違和感のあるものではなく、すぐに慣れるようになると思います。そうすれば、ふつうのメトロノームと同じように使うことができるでしょう。(その意味で、期待以上でも以下でもなかったということになります。)

今日は、同じ練習をSoundbrenner Pulseと、拙作のAuftaktと両方交互に使って練習してみました。

テンポを感じ取るという点ではやはりAuftaktが格段に優れていると実感しました。ただ、ビートごとに自分の音のタイミングをきちんと合わせようとするとSoundbrenner Pulseのほうが確認しやすいようにも思います。(これも普通のメトロノームと同じ。)

まだ慣れていないせいもありますが、テンポが速くなると、演奏の方も筋肉を色々動かすせいか、Soundbrenner Pulseの振動がよくわからなくなり、ビートを見失ってしまいます。シンコペーションもすごく取りにくいという印象でした。その点Auftaktだと200BPMを超えても演奏中のビート感は伝わってきます。(やはりテンポ感やリズム感は、ビートのタイミングではなく、全体的な動きなのだということを再認識)

いろいろやってみましたが、メトロノームと言っても、練習の目的によって向き不向き(不向きというほどでもないですが)があるようで、うまく使い分けることも必要だなと感じました。

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すでにSoundbrenner Pulseを持っている人へ。

使っているうちに暴走してしまい、スマホのコントロールも聞かず、電源も切ることができなくなるということが一度ありました。リセットボタンが見当たらないので、さてどうしたものかとおもったのですが、ちゃんと対策が用意されていました

それは、充電のスタンドに、本体を逆向き、というか、充電のピンと本体を通常とは逆向きに接触させるという方法です。

こんな方法もあるのだと感心しました。

 

 

 

 

 


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