先週の日曜日、地元の弦楽合奏団の演奏会も終わり、今日の練習はある意味クールダウンといったところでしょうか?
本番になると、お決まりのなさけないビビリとの戦い。少し緩和するかも知れない方法として、やはり右手の弓の持ち方の原点に戻ることが必要なんだな、と思った次第です。
上げ弓の時に、いつでも弓を弦からそっと離すことができるように、親指、中指、薬指を意識して持つ。
そうすると、弓の根本で弾いても音が潰れない。かなり弱く弾いても安定する。
と、この感覚をずっと意識するため、今日は、全編ピアニッシモでの練習としてみました。
あ、そうすると、これまでと意識の優先順位が変わるような気になりました。
特に、
・移弦のときのノイズ
・ポジション移動の時のノイズ
・左手のフレームを維持すること
こういったところに、いつもより神経を行き届かせて練習できた気がしました。
いつもは、1時間位エチュードをさらって調子良くなると、いろんな曲を弾きまくったりするのですが、もしかするとそれでいろいろ崩れてしまうこともあるかも。
きょうは、ぐっと我慢して、1時間半ひたすらピアニッシモでエチュードだけをさらったのでした。
この音量で練習して、効果があるのなら、集合住宅でも効果的な練習ができるのかもしれません。
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