先日ある行事の関係で、大学の大講義室でヴァイオリン、ヴィオラ、バリトン、ストップオルガンの音(演奏)を聞く機会がありました。
うまい人の出す音って、ガリガリ出していなくても、部屋全体の空気をちゃんと震わしてくれるのですね。楽器や声(人体)が音源で大きな音を出している、という感じではなくて、部屋全体の空気が共鳴して歌ってくれる、という感じ。
ストップオルガンの音にも、電子楽器のようにいったん作った音を装置を使って放射している、というのではなくて、全体を包み込むような、その場の空気を別のものに変えてしまうようなそんな不思議な力を感じました。
普段インターイヤホンばかりで、わずか○○mlの空気の振動しか聴いていないから余計そのように感じたのでしょう。
私のヴィオラもそんなホール全体の空気を味方につけるような音作りをしたいものです。
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