淀む
春はまだ浅い
流れ行く水は寒々と
私の心に 侘びしく流れる
ああー
時の後悔が 未だ脳裏の片隅で
ぼやけながら 淀んで よみがえる
枯れ葉の合間からのぞかせる
スノー・ドロップに さす光うすうすと
失うことがこんなに苦しいのか
逢いたい
叶わぬ思いに 降り始めた雪が
冷たく追い打ちをかける
この時が早くすぎれば
日めくりかえし
陽春を 恋いこがれる
立春が過ぎても、まだまだ春は遠き
わたしにとってこの時期は、ナーバスになってしまいます。
なぜなら、間もなく大雪に連れて行かれた夫の命日が来るからです。
鬱々としていた気持で一杯になりまして、これでは精神に良くないなーと思い
心の中を久々詩にして吐き出しました。
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