連れ連れ気

心を連れて思いのままに自分らしく

観察

2013-05-19 | 自然

近くの小学校にビオトーブがあり、そこは私の散歩コースにもなっています。

《ビオトープとは、生き物(Bio)がありのままに生息活動する場所(Top)という意味の合成されたドイツ語です》

そんなある日『ツタンカーメンのエンドウ』が植えてあるのに気が付きました。
珍しいネーミングで、どんな花でどんな豆がつくのか、観察することにしました。

☆ワン年 婆組 〇番 4月9日(火) 晴れ 観察をはじめました


私が気がついた時は、だいぶ成長したところからです。もっと早くに気がついていたら新芽を撮りたかったですね。


朝日を浴びた蔦が、神秘的でした。


蔦が伸び、花が咲き始めましたが、まだ豆はついていません
「クンクン、やさいっこのにおいっこするべっちゃー、うまそうだべっちゃー」
仙台弁訳(クンクン、野菜のにおいがするよ、おいしそうだね)


天使が舞い降りてくるような花びらに、目を見張りました。


豆発見!!その豆の紫色に驚きました。

そして21日後沢山の豆をつけていました。
この豆は食べたらどんな味がするのかしら、摘んで食べたくなりましたが、泥棒になるので我慢しました。

 

☆ちょっこっとスタディー

ツタンカーメン王の墓から、1923年イギリスの考古学者カーナ・B・カーター氏によって、副葬品の中からエンドウ豆が発見されました。
そのエンドウ豆を持ち帰り栽培したところ成功し、その一部がアメリカで栽培されました。
昭和31年に水戸の大町武雄氏がアメリカに桜、銀杏など日本独特の種を送ったお礼として、
V・イレーヌ・フランソワース夫人からツタンカーメン王陵から発掘されたエンドウ豆に由来する種が送られました。
この種が日立市、千葉市、水戸市などの小学校等で栽培されました。このエンドウ豆はそうして収穫された種に由来しています。
(実際はツタンカーメン王陵から発掘されたエンドウであるという確証はないらしいです。)

さやは濃い紫ですが、中身の豆は緑色だそうです。
豆ご飯にしたりすると、ご飯がほんのりピンク色になるそうです。

益々食べたくなりました~



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2 コメント

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Unknown (中国迷爺爺)
2013-05-19 21:30:56
 インタネットでこんな記事がありました。
「・・・・日本には1956年、米国から水戸に送られてきた。その後、古代ロマンの夢を託したエンドウは、主として小学校、教育センターを介して広がった。」
 私も教育センターにいた頃、植えました。
 実った種子はふつうのエンドウですが、豆ご飯にして炊くとピンクに染まりました。味は普通のエンドウと同じでした。
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お返事です (フムフム)
2013-05-21 10:58:38
中国迷爺爺さんに
 私が小学校の時にもしかして栽培していたのかもしれませんね~
でも、全然記憶が無いですよ。
その頃は興味がなかったのでしょうね。
仙台に戻ったら、自分の庭で栽培してみたいと思います。
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