連れ連れ気

心を連れて思いのままに自分らしく

逃げない

2018-01-13 | 日記

2018年の私がデザインしました年賀状です。

今頃ですが、年賀状を送付できなかった方々にご挨拶です。

今年のデザインは戌年ですのでもちろん我家の愛犬を描きました。

そして、テーマは『美しい自然を永遠に』です。

どうぞ今年も宜しくお願いいたします。

 

さて年頭にあたり今年の抱負など考えてみました、

ちょっと長くなりますが、私の思いを読んでくだされば幸いです。

 

 子供の頃から空を見上げては、今の私でない私になりたいなーと願いをかけていました。

それは、ロマンチックなエピソードではなく、私の環境に対する逃げっだったのです。

そうして私は事ある毎に、空を見上げては違う自分を雲の彼方に探し出していたのです。

 色々な事から逃げて逃げてやり過ごし、65年歩んだ人生でした。

そうすることで、大きなリスクを伴わずやり過ごせていました。

努力はしますが、苦しくなると自分の弱いところが急に主張しだして、悪魔の囁きで誘導されていました。

そして・・・・逃げる・・・・

 しかし最大の逃げたい事態になった時に、悪魔の囁きは聞こえませんでした。

夫がいなくなったと言う事態からはどうしても逃げられないのです。

それほどに生命と言うのは重くて、失ったものは二度と戻らないのです。

戸惑いました

いつも口論が絶えなっかったし、私の悪魔が「独人がどれだけ楽だろう」とつついた時もありました。

でも何故か夫が居るという安心感は、悪魔でも邪魔することは出来ませんでした。

私にとっては夫はオアシスっだったのだと、今になって思います。

そのオアシスがない状態から必死に逃げても逃げても追いかけてきます。

そして、至る所で夫の思い出が顔をだして、ぬくもりのない思いだけが通り過ぎてしまうのです。

 

 空を見上げて思いました。

私でない私に成れないことなど、子供の頃から知って、

ただ逃げることで、救われていただけっだったのです。

 それじゃ駄目と、気がついては居たのですがね

今の自分を受け入れなければ、自分がどうあるべきかが大切なのだということもね。

寂しさを埋めるために、遮二無二多くの事にトライしてきましたが、何一つ埋めることは出来ませんでした。

(表面上は楽しそうにしていましたがね)

     でも 演劇に  出会ったのです

自分じゃない自分になれるもの、それは逃げるのではなく努力の結晶で得られるもの、

そして、同じ目的を持つ仲間との交流が出来る

この事は自分を活かしてくれました。

 昨年『白墨の輪』の舞台に立たせていただき、途中幾度も悪魔から「逃げろ」とささやかれていましたが、

逃げずになんとか最後までやり遂げました。

もう悪魔の囁きは要らない!!

今年も5月10日11日に所属しているsendai座の演劇クラブの公演があります

『ペラペラゲーム』を再演するのですが、前回と違う役をやるのでただ今セリフ覚えで必死です。

自分でない自分は役ですればいい、努力するのは私。

そんな訳で今年の抱負は『逃げない』です。

夫の居ないことは受入れて、心の宝石ににして保存です

これからは空を見上げたらロマンっチックなエピソードを考えよう(笑)

 

 

 

 



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