2013年7月5日に発売が話題になっていたので、数ヶ月しないで購入した。
とても癖のあるカメラで、どちらかというと発売当時はトイカメラとしての知名度が高かったように思う。
スペックは、800万画素でレンズのF2.8 とそこそこの性能でした。
特徴はなんと言っても14mmという超広角で、こんなレンズをデジタル一眼で揃えようと思うとコストが合わない。
そこでこれくらいの価格なら1ヶ持っていてもいいくらいのカメラでした。
当時6000円代後半の金額ですが、4000円代で購入した記憶があります。何かポイントを使っていたのかも知れません。
自撮りにも適した、前面にも液晶があるタイプです。
欠点といえば、電池の交換をすると、日付が2013年01月01日にリセットされてしまいます。
そこで、電池の交換の都度、日付の設定をしていました。
これを解消すべき裏技があります。(そんなに大げさな事ではないのですが・・・)
USBで電源を供給する方法です。家などでACアダプターでの充電器などがあれば、電池の蓋を開けます。
10秒以内のうちに、蓋の中にあるUSBポートにケーブルを差し込んで給電します。
そうすると、日付が設定されている場合はそのままになっています。
その間に、電池交換を10秒以内にするとリセットされることがなくそのまま使えます。
たとえば、USBの給電で撮影する方法もあります。
電源ボタンとデジタルズームボタンの「T」を同時に押します。
そうすると、通常とは違う「設定メニュー」が現れます。
一番上に表示される「+CAM CONFIG」を選択して、カメラ上部にあるシャッターを押すと
「CAMERA SETUP」画面になります。
「USB ISP」をズームボタン(W)で選択します。そこで「いいえ」から「はい」にシャッターボタンで変更すると撮影ができます。
蓋を開けたままなので、このカメラの特徴である防水は効きませんが、電池の駆動時間が短いデメリットに対してロングラン撮影ができます。
たとえば、このUSBポートに「モバイルバッテリー」を繋ぐと外出先でも電池切れの心配が少なくなります。
日付をリセットさせずに電池交換を10秒以内にする方法
電源は切って行いますが、USB供給と電池をセットして置いて、一気に電池モードで蓋を閉めます。
日付はリセットされていません。
撮影の画角は、
タイのプーケットから、車で1時間ほどの港から出る客船に乗り、有名なジェームスボンド島の記録です。
防水性能も良好でした。
天候が、何度かスコールにあう時期だったので、全体に暗い写真になってます。
狭いエリアでの超広角を扱うときの失敗例です。
なんと、予想もしなかった相方(妻)のカメラを持つ手が入り混んでいます。
あと、撮影で失敗する確率が高いのは、逆光などにはかなり弱いのでうまく利用するくらいの計算が必要です。
しかしながら、このケンコー「DSC880DW」のカメラは、超広角という部分では後継機が出ていません。
いまだに、探している人が多いようです。
このカメラ少し撮影する楽しさが残っています。最近ではスマホがあれば大概の撮影だできてしまうので、なかなか持って歩くことがなくなりました。
しかし、最初の頃「トイカメラ」と揶揄されていたように、おもちゃ的な撮影が可能なチープのカメラとして不動の地位を築いています。
Kenko デュアルモニターデジタルカメラ DSC880DW