雪道と氷上は違う
毎年、滑って転んで打撲とか骨折とか人ごとではありません。
雪の世界は、悪いことばかりではありませんが、生活する上で大変なことも多いです。すでに12月なので、夏に履いていた靴と冬靴とを出し入れが終わっています。
TPOに合わせて履き揃えると、夏靴と同じだけ数を揃えることにもなります。今回は、そんな中で、「雪道を歩く」を主題にしてみます。その中で、やっかいな路面があります。
降り続く雪道は、対処するのが比較的楽なのですが、それが収まり踏み固まれた上に、陽の光が当たり表面がとけて凍るを繰り返したあとの氷上路面です。その対策として、砂をまいたりしていますが、すべて道、特に車が行き交う交差点が常にそのような処置がされているとは限らないです。
気を遣って商売をするところは、コンビニやスーパーなど自主的に「砂」を巻いて安全を図っているところもあります。
自分達で対策できる事。
話はかわりますが、各国のスタッドレスタイヤと冬の靴底の考え方を比較してみます。
北海道では、毎年スタッドレスタイヤに冬期間履き替えるわけですが日本のブリヂストンのブリザックシリーズがダントツのシェアを誇ります。
北海道でテストを重ねて、タイヤの硬度とコンバウンドさらにトレッドパターン(ブロックサイプ)の性能が人気の秘密だろうと思います。ですから、海外のスタッドレスタイヤを触ってみると、ブロックが硬いというものがあったりします。
その発売される国の雪質にあっているという考えもあります。格安のアジア圏からのスタッドレスでそこそこの性能をもつものもありますし、高速走行のアイスバーン対策がされているミシュランやピレリといったヨーロッパのタイヤメーカーも負けてはいません。
これと、おなじようなことが雪道用の靴にもいえそうな気がします。アウトドアの本場の欧米から来たスノーシューズは、かなりの性能を誇っています。昨シーズンにこのブログ内でも紹介した「メレル」の靴底の考え方もスノーグリップ力は高いものになっていて、今シーズンも健在です。
そんな強力なアウトドア用のスノーシューズも翌年に使用すると記憶にあるグリップ力が感じられないことがあります。
また、グリップ力といっても完全に滑らないのでは無く、グリップしているところから、どのように滑っていくかが重要です。滑りはじめから大きく流れるような靴は、リカバリーできずに、即転倒ってことになります。
足裏感覚が、グリップを感じていて滑り始めても緩やかな動作を可能にしてくれると、転倒せずにすみます。その辺が、日本の雪対策されたものかで変わってきます。
なんとなく、スタッドレスの経年劣化や海外製との共通点を感じるところです。
そこで、今回は相方(ブログでは妻のことを言っています)のセレクトしたスノーシューズです。これを決めるまでは、私と同じメレルの今年のモデルを狙っていました。それが、いつもなじみのあるトレッキング用品のmont-bell(モンベル)が気になります。
しかし、モンベルの会員向けに送られてくるカタログやWebのオンラインショップを見ていると「ICE GRIPPER」という文字が・・・。
早速、mont-bell(モンベル)の店舗に行ってみます。
履き心地はいいという。インソールもトレッキングシューズのように中で動いたりしない。足首のあたりもフィットするという。
ある程度の雪の深さでも対応できるし、その上スノーソールが優秀で、コンパウンドに繊維が入っているラバーで、氷をグリップするようです。
さらに、水分は特徴のあるソールパターンとブロックを装備している。車のスタッドレスのようにソールは柔らかめにできていて、幾分減りが早そうな気がする。
ただし、靴の減り具合と転倒しての怪我を天秤にかけるなら、明らかに怪我のコストが高くつくのは当然です。
この後、雪の世界で履いているようですが、他のスノー用の靴に比べて歩きやすいようです。
近くに、mont-bell(モンベル)の店舗がないなら、オンラインショップでいまなら手に入ります。というのは、シーズンに突入するとサイズによってはなくなることがあるように思います。
事実、今回購入時、男性用のシリーズを購入していた人は、サイズが無くて取り寄せをしていたようでした。
ことわざにあるように、雪の備えは「転ばぬ先の杖」が必要です。
mont-bell(モンベル)オンラインショップのこの「アスペンブーツ Women's」にリンクしておきます。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1129380