今頃気がついた?

ここでも度々、「ミハエルがサーキットに来るとライコネンに何かが起きる」というのを取り上げてましたが、母国ドイツの新聞がそれを記事にしてしまいました。納税してない非国民ですから仕方ない?
キミ・ライコネンの抱えるミハエル・シューマッハ問題

『ドイツ紙 "Bild-Zeitung" によると、2007年F1で最も多く優勝を果たしているキミ・ライコネン（27歳）は「問題を抱えている」という。
ライコネンは今年3回の優勝を果たしており、3人のライバルらはそれぞれ2回ずつしか優勝していないが、同紙はライコネンは「シューミがいない場合」のみ優勝していると指摘している。』

残り8戦、計算上少なくとも5勝しなきゃですから

でも誰が「お前来るな!!」と面と向かって言えるのか･･･ジャン･トッドは損な役回り(泣)

もひとつ、不振を極めるワークスホンダ・バトンのインタビュー記事を。
バトン 「落伍者として続けるくらいだったら引退する」

またわがままですか?たしかに移籍したチームがことごとく成績を悪化させてるし、今度こそと意気込んで5年契約したホンダも、去年後半の勢いはどこへやら･･･腐る気持ちもわからないではない。
でも、そこはドライバーが一発奮起してアグレッシブに攻めて、結果をもたらすしかない。一番の特効薬はそこに尽きます。
同じエンジン、主要コンポーネントを使用しているスーパーアグリは、資金もリソースもホンダに比べて遥かに劣ります。
それでも小さい所帯ながら一致団結して同じ目標に向けて進んでいます。決して｢チャンピオンを獲る!｣などと大言壮語は吐かず、現状をしっかり見つめ、最大限できることを皆が100％の力を出し、琢磨とアンソニーをコースへ送り出しています。ドライバーはそれに報いるべく結果を出し、それがまた次のステップへ。。。
なんか綺麗事ばかり並べてしまってますが、今のホンダには｢求心力｣がないのが一番の問題かと。
ニック・フライはマーケティング出身だけど、決してフラビオ･ブリアトーレにはなれないし、中本さんは｢二輪の人でしょ?｣と旧BAR陣には相手にされてなさそう。バトンはどんなマシンでもそれなりにナチュラルに速く走らせることができるけど、マシン開発には向いてない=速くできない。バリチェロは･･･何考えてるのかもわかりませんｗ多分、フェラーリを最後に引退してれば晩節を汚さずにすんだと思うけどなぁ。。。

とりあえずどんな形でもいいから一勝を!!

・・・現実は厳しいなぁ(ノ_・。)

F1イギリスGP決勝

キミ・ライコネン、連勝で今季3勝目!!

スタート前からマッサと琢磨にアクシデント。ピットスタートの琢磨とフォーメーションラップやり直しの原因となったマッサ。
これでハミルトン撃墜はできなくなりましたｗ
レース展開としては特に波乱もなかったのですが、マッサの追い上げはなかなか見ごたえがあった(はず)
4位クビカに迫って仕掛けてはいるものの結局5位フィニッシュ。
ライコネンはハミルトン、のちアロンソを追いかける我慢のレースとなりましたが、アロンソが2度目のピットストップを終えてからのプッシュは見事でした。マッサのペースといい、フェラーリが強さを見せたレース。一方のマクラーレンはハミルトンに何かトラブルがあったのか、ジリジリ離されてしまいますがそれでも表彰台･･･アロンソもライコネンに迫ることができず2位。
これでドライバーズランキングでマッサを抜いて3位になりましたが、マクラーレンの2台もポイント獲得してるのでまだまだ差が･･･(ハミルトン70p、アロンソ58p、ライコネン52p、マッサ51p)

ホンダ勢はノーポイント。ワークスも1ピット作戦で上位進出をもくろみましたが、いかんせんレースペースが遅い。上位と1.5～2秒近く遅いラップタイムでは･･･スペインじゃなくてシルバーストーンでテストしてたらもう少しどうにかなってた、と言っても後の祭り。
スーパーアグリはもう限界が見えてきたような結果です。デビッドソンにはトラブル発生、琢磨のピットスタートの要因は何だったんでしょう?もうすぐ地上波スタートするのでわかるかな?

ぼちぼちハミルトンがリタイアしないかなぁ･･･

1位15p、2位10Pぐらいに見直ししないとつまんないよ･･･

F1イギリスGP予選

PP獲得は地元GPのハミルトン、今期3度目

フリー走行1
Pos. ドライバー　コンストラクターズ　Time　Laps
1 Ｌ・ハミルトン マクラーレン 1:21.100 24
2 Ｋ・ライコネン フェラーリ 1:21.211 26
3 Ｆ・マッサ フェラーリ 1:21.285 26
4 Ｆ・アロンソ マクラーレン 1:21.675 21
5 Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ 1:22.006 24
フリー走行2
1 Ｋ・ライコネン フェラーリ 1:20.639 35
2 Ｆ・マッサ フェラーリ 1:21.138 30
3 Ｒ・シューマッハ トヨタ 1:21.381 34
4 Ｌ・ハミルトン マクラーレン 1:21.381 39
5 Ｊ・トゥルーリ トヨタ 1:21.467 35
フリー走行3
Pos. ドライバー　コンストラクターズ　Time　Laps
1 Ｋ・ライコネン フェラーリ 1:19.751 17
2 Ｆ・アロンソ マクラーレン 1:19.920 12
3 Ｆ・マッサ フェラーリ 1:19.969 17
4 Ｌ・ハミルトン マクラーレン 1:20.344 12
5 Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ 1:20.666 17

金曜の二回目で意外な結果が出ましたが、土曜はいつもの順位。結構風が強くて上手くセッティングが見つけられなかったためのようです。
第9戦金曜フリー走行後コメント 佐藤琢磨 デビッドソン グラハム・テイラー

そういえば今シーズン、ハミルトンとライコネンがこの位置でスタートを争ったことはなかったような･･･タイトル獲得の事を考えると、それぞれ後ろにチームメイトが並んでるし、妙なことにならなければいいのですが。マッサが好スタートを決めて、ハミルトンを撃墜するなら別ですけどｗ
逆にアロンソが前に出て、ライコネンを押さえ込むとフェラーリは苦しいでしょうね。

前回は｢名前｣でしたが、今度は｢写真｣

ホンダはバトンが背中を痛めてるというし、予選もろくな結果が出せず、話題もレッドブルに持っていかれて散々です。トヨタは二台ともQ3進出したし。そういえば今シーズン始まって初でしょうか、5チームが2台ずつQ3に進んだのは。

決勝は明日、日本時間21時スタートです

F1フランスGP決勝

ライコネン、今季二勝目!！

スタートでハミルトンをパス、マッサの後ろをずっと走ってましたが、二回目のピットインをマッサより遅らせ、ピット戦略でトップに立ち、そのままの順位でレースを終えました。
アロンソはフィジケラを抜きあぐねて結局7位、ホンダのバトンは8位で今季初ポイント(やっとかよ･･･)

スーパーアグリはまったくついてません。琢磨は元から最後尾スタート(それでもスタートでジャンプアップしましたが)、デビッドソンはのっけからクラッシュに巻き込まれ、一周でリタイア･･･
フリー走行からの調子のまま、消化不良で終わってしまいました。
結構淡々と進行した感じなので面白みはありませんが、やっとフェラーリが勝って(しかもライコネンが)少しタイトル争いは面白くなりそうです!

それでもハミルトンがTOPなのは変わりませんが･･･

次のイギリス・シルバーストーンが楽しみです。wktk

F1フランスGP予選

第8戦フランスGP予選 佐藤琢磨19位PPはマッサ

Pos. ドライバー　コンストラクターズ　Time
1 Ｆ・マッサ フェラーリ 1:15.034
2 Ｌ・ハミルトン マクラーレン 1:15.104
3 Ｋ・ライコネン フェラーリ 1:15.257
4 Ｒ・クビサ ＢＭＷ 1:15.493
5 Ｎ・ハイドフェルド ＢＭＷ 1:15.674
6 Ｎ・ロズベルグ ウィリアムズ 1:15.826
7 Ｈ・コヴァライネン ルノー 1:15.900
8 Ｇ・フィジケラ ルノー 1:15.935
9 Ｊ・トゥルーリ トヨタ 1:16.328
10 Ｆ・アロンソ マクラーレン no time
11 Ｒ・シューマッハ トヨタ 1:15.534
12 Ｊ・バトン ホンダ 1:15.584
13 Ｒ・バリチェロ ホンダ 1:15.761
14 Ｍ・ウェーバー レッドブル 1:15.806
15 Ｓ・スピード トロロッソ 1:16.049
16 Ｄ・クルサード レッドブル no time
17 Ｖ・リウッツィ トロロッソ 1:16.142
18 Ａ・ブルツ ウィリアムズ 1:16.241
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:16.244
20 Ａ・デビッドソン スーパー アグリ 1:16.366
21 Ｃ・アルバース スパイカー 1:17.826
22 Ａ・スーティル スパイカー 1:17.915

Q3でアロンソは一度もアタックしないままピットへ収まり、結局10番グリッドからのスタートに。
Q1、Q2もハミルトンが14秒台に入れてくる中、15秒を切れないままでした。何かトラブルを抱えてるんでしょうか。これがチーム内の不協和音を大きくしなければいいんですけど･･･
一方フェラーリは上昇気流に乗せてきた感が。久しぶりのPP、ライコネンも3番グリッド獲得。
上位はBMW・ルノーが二台とも、にトヨタ、ウィリアムズが一台ずつとこれまでのパターンと似てます。

スーパーアグリは去年までの指定席に戻ってしまいました。金曜日のフリー走行が気温17度、路面温度27度と今年一番悪いコンディションだったので、データが少ない(無いに等しい)チームではどうしようもなかったのでしょう。

ワークスホンダはスペインのテストでスーパーアグリより1秒早いタイムを刻んで、意気揚々と臨んだはずの今回。

耳なし法一仕様で揃ってQ2脱落･･･orz

「光の当たり具合とか、デジカメのせいで縞模様が見えるのか?」と思ったら。。。10数年前に日本GP限定で一口スポンサー募集してたのを思い出しました。小さくだけど「あなたの名前がｆ１マシンに載ります!!」という触れ込みで。

バトン(Button)とバリチェロ(Barrichero)はこの辺だそうですｗ

明日の決勝、久しぶりにフェラーリが勝つかな～と期待してます。

ハミルトンが勝っても面白くないだけ