2011年当時、OBKの公式サイトは大ざっぱだった。
たとえば「平成25年度は50周年」と書いていた。
▼そのサイト画面(※)▼
OBK創立は1964年だから、創立「50周年」は2014年(平成26年)が順当だ。てか常識。
とはいえ、この大ざっぱさは年齢を「数え」で理解するか「満」で理解するかの違いに似ているかもしれない。ゆえに、ある種ほほえましい大ざっぱさではあると思う。
さて、以下、画像の黄色マーカー処理や赤色ライン処理はオリジナルに対する加工である。
と、まず前置きして話を進めよう。
OBK会報No.652(2018年6・7月号)記事『「FOK」のはじまり』によると、2011年2月に「第1回記念事業検討委員会」が開かれている。
▼OBK会報No.652/2018年6・7月号(※)p.2から▼
平成23年2月、つまり2011年2月(超弩級の東日本大震災の前月)に「第1回記念事業検討委員会」なるものが開催されたかどうかは、2011年度のOBK会報を「記念」と「検討」をキーワードに検索読みしても不明だった。だから『きっと開催されたんだろう』とわきまえることにした。
そして2012年度のOBK会報をキーワード「記念」と「検討」で検索読みしてみた。
すると、記事3つがあった。
▼OBK No.616/2012年6・7月号(※)p.8から▼
▼同上▼
次の号、つまりOBK会報No.617/2012年8・9月号(※)p.8には「合同委員会」を開催した旨の記事があった。
▼その記事▼
また、OBK会報No.624/2013年10・11月号(※)p.8に「平成26年度 50周年を迎えます!」というタイトルのコラムがあり、読むと、50周年記念テキストの発刊予定が2015年3月だったとわかった。
▼そのコラム▼
2013年(平成25年)となると、ネット上に情報が少なくない。
たとえば「2013年度OBK役員リスト」がある。
▼そのリスト(※)▼
タイトルに「役員」とあるが、正確にいうと「役員」等と「職員」のリストだろう。「名誉会長」「相談役」「顧問」は「役員」でも「職員」でもない、と会則から解釈できる。
このリストを「2013年度の第9回定例教育委員会議事録」(後掲)と照らし合わせて、定例教育委員会出席者に黄色マーカーを塗ってみた。
▼2013年12月25日(水)定例教育委員会の出席者に黄色マーカーを塗った▼
11名。
この11名は、「2013年度の第9回定例教育委員会」に出席した18名のうちの11名(ヒット率6割強)である。
▼2013年度第9回定例教育委員会出席者18名。黄色マーカーは「2013年度OBK役員リスト」記載者▼
OBK役員リスト記載の11名が「定例教育委員会の出席者18名のうちの11名」に一致する。
こんな奇妙な「定例教育委員会」の議事録は熟読したくなってしまう。したがって議事録を後掲する。
その前に、もう一度「2013年度OBK役員リスト」を、今度は赤色ライン付きで紹介する。
▼赤色ライン付きは「役員/理事」と「職員/幹事」▼
赤色ラインを付けた「役員/理事」と「職員/幹事」の2名は別の資料にも登場する。
▼2014年1月7日(火)記者発表資料「ふるさと大垣推進事業について」(※)▼
なお、OKIの学校教育課がOBKの「本店又は主たる事務所の所在地」であることは国税庁法人番号公表サイト(※)でわかる。
▼そのサイト画面▼
といったところで、OBK役員リストに記載された11名が「定例教育委員会の出席者18名のうちの11名」に一致する奇妙な「定例教育委員会」の議事録(全5頁)を掲げる。
▼p.1▼
▼p.2▼
▼p.3▼
▼p.4▼
▼p.5▼
今のところ、月末30日(水)のOKI「定例教育委員会」に何名が出席するのかはわからない。
そのうち何名が今年度のOBK役員・職員なのかもわからない。
ただ、教育長がOBK副会長であることはわかるし、教育委員がOBK顧問であることもわかる。