お得意様からお預かりいたしましたこちら、
“19セイコー”。
鉄道時計の名品です。
風防はキズが多く入り、
曇った状態。
外観からは、かなり使い込まれた様子が伺えます。
裏ブタには正に鉄道時計として
使用されていたことを示す刻印があります。
裏ブタを開けて、
機械を取り出します。
ブルースチールの針も表側はサビが少なかったのですが、
裏側は、分針がサビ錆びでした。
こちらは出来るだけ取り除きます。
針の取り付くこの部分にも、腐食が見られます。
文字板を外し、
ムーブメントの修理に取り掛かります。
香箱を開けると、やはりゼンマイには
長年の油のカスがこびり付いていました。
つづく。
“19セイコー”。
鉄道時計の名品です。
風防はキズが多く入り、
曇った状態。
外観からは、かなり使い込まれた様子が伺えます。
裏ブタには正に鉄道時計として
使用されていたことを示す刻印があります。
裏ブタを開けて、
機械を取り出します。
ブルースチールの針も表側はサビが少なかったのですが、
裏側は、分針がサビ錆びでした。
こちらは出来るだけ取り除きます。
針の取り付くこの部分にも、腐食が見られます。
文字板を外し、
ムーブメントの修理に取り掛かります。
香箱を開けると、やはりゼンマイには
長年の油のカスがこびり付いていました。
つづく。