オーバーホールでお預かりいたしました、
こちらセイコーの30日巻掛時計。
各針と
文字板を外し、
ケースからムーブメントを取り出します。
長年の汚れが溜まっている様子が確認できます。
分解していきます。
二番車のカナ、油と埃が固まってこびり付いていました。
ゼンマイは広げて古い油を洗浄しきれいに仕上げます。
30日間、駆動させるため、
張力が強く長いものが搭載されています。
そのため各部品に掛かる負担も大きく、
こちら、強いトルクを受ける二番車の軸受けは
油カスを取り除くと、
楕円形に摩耗していました。
このガタにより歯車とカナが斜めに接触し
バックラッシュ不良で止まりの原因にもなるので、
ホゾが中心で回転するように軸受けの減りを修正します。
反対側の二番車軸受けも
同様に減っていましたので修正します。
こちら四番車の軸受けも
修正します。
すべての軸受けを
同様に修正していきます。
各部品を組み立てて
仕上がったムーブメントを、
ケースに取り付けます。
文字板と時分針、
振り子を取り付けて
調整を行い、
完成!!
こちらセイコーの30日巻掛時計。
各針と
文字板を外し、
ケースからムーブメントを取り出します。
長年の汚れが溜まっている様子が確認できます。
分解していきます。
二番車のカナ、油と埃が固まってこびり付いていました。
ゼンマイは広げて古い油を洗浄しきれいに仕上げます。
30日間、駆動させるため、
張力が強く長いものが搭載されています。
そのため各部品に掛かる負担も大きく、
こちら、強いトルクを受ける二番車の軸受けは
油カスを取り除くと、
楕円形に摩耗していました。
このガタにより歯車とカナが斜めに接触し
バックラッシュ不良で止まりの原因にもなるので、
ホゾが中心で回転するように軸受けの減りを修正します。
反対側の二番車軸受けも
同様に減っていましたので修正します。
こちら四番車の軸受けも
修正します。
すべての軸受けを
同様に修正していきます。
各部品を組み立てて
仕上がったムーブメントを、
ケースに取り付けます。
文字板と時分針、
振り子を取り付けて
調整を行い、
完成!!