頭丸、最終編。
こちら数取りレバーの先端部。
時報の数を制御するのに重要なパーツです。
数取り車との接触部が摩耗して段になっていました。
引っかかりの原因になるので、平らに修正ます。
修正した分、歯車とのクリアランスも調整して組み込みました。
リン棒、こちらは渦巻状のウズボンタイプです。
錆びて真っ赤でしたので、
錆止め処理を行いました。
ビリビリだったペーパー。
このままだと後々細かい破片が、機械に入ってしまうので、
そっと剥がして、貼り直します。
組み上がったムーブメントを、ケースに取り付ます。
文字板も塗装が傷んで、剥がれ始まっていました。
アンティークの雰囲気を壊さないよう現状のまま、
剥がれがこれ以上進行しないような処理を行います。
枠の部分をマスキングして処理します。
針も錆が発生していましたので、塗装を剥いで錆を取り、
再塗装します。
それだけでなく、こちらの時計、元から分針の留栓が付いていませんでした。
今までグラグラのまま、お使いになっていたとのこと。
時計旋盤にて新規に削りだします。
削りだした留栓。
これでしっかりと分針が固定されました。
文字板も取り付いて、
完成!!
機械式の掛時計や置時計も何十年と使われたものは、ほとんどの部品に痛みが生じています。
傷んだ部品を修正することをせず、単に油をさすだけではオーバーホールにはなりません。
掛時計や置時計にも創業からの長年のノウハウで作業致しております。
こちら数取りレバーの先端部。
時報の数を制御するのに重要なパーツです。
数取り車との接触部が摩耗して段になっていました。
引っかかりの原因になるので、平らに修正ます。
修正した分、歯車とのクリアランスも調整して組み込みました。
リン棒、こちらは渦巻状のウズボンタイプです。
錆びて真っ赤でしたので、
錆止め処理を行いました。
ビリビリだったペーパー。
このままだと後々細かい破片が、機械に入ってしまうので、
そっと剥がして、貼り直します。
組み上がったムーブメントを、ケースに取り付ます。
文字板も塗装が傷んで、剥がれ始まっていました。
アンティークの雰囲気を壊さないよう現状のまま、
剥がれがこれ以上進行しないような処理を行います。
枠の部分をマスキングして処理します。
針も錆が発生していましたので、塗装を剥いで錆を取り、
再塗装します。
それだけでなく、こちらの時計、元から分針の留栓が付いていませんでした。
今までグラグラのまま、お使いになっていたとのこと。
時計旋盤にて新規に削りだします。
削りだした留栓。
これでしっかりと分針が固定されました。
文字板も取り付いて、
完成!!
機械式の掛時計や置時計も何十年と使われたものは、ほとんどの部品に痛みが生じています。
傷んだ部品を修正することをせず、単に油をさすだけではオーバーホールにはなりません。
掛時計や置時計にも創業からの長年のノウハウで作業致しております。